(左)フレンキー・デ・ヨングと(右)ステーフェン・ベルフワイン

 オランダサッカー協会(KNVB)は20日、EURO2024予選に臨むオランダ代表のメンバー変更を発表した。

 約2年半ぶりに指揮官に就任したロナルド・クーマン監督のもとで再スタートを切るオランダ代表。間も無く開幕を迎えるEURO2024予選ではグループBに組み分けられており、今月には24日にアウェイでフランス代表と、27日にはホームでジブラルタル代表との対戦が予定されている。現地時間17日には、この2試合に臨む代表メンバー25名が発表され、DFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/イングランド)やFWメンフィス・デパイ(アチレティコ・マドリード/スペイン)など、お馴染みの選手が名を連ねた。

 今回のKNVBの発表によると、MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン)とFWステーフェン・ベルフワイン(アヤックス)の2選手が、今回の代表活動に参加しないことが決定したという。両選手ともに代表活動不参加の理由は負傷であると発表。F・デ・ヨングは現地時間19日に行われたラ・リーガ第26節のレアル・マドリード戦で脚を痛め、ベルフワインは膝を負傷しているとKNVBは伝えている。

 KNVBは2選手の代表離脱を受け、MFヨエイ・フェールマン(PSV)とFWドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ)の追加招集を同日に発表。現在24歳のフェールマンは、今シーズンのPSVで公式戦40試合出場8ゴール13アシストという成績を残しており、オランダのA代表には今回が初招集となった。

 また、同じく現在24歳のマレンは、今シーズンのドルトムントでここまで公式戦25試合に出場し3ゴール5アシストをマーク。2019年9月にデビューを飾ったオランダ代表では、ここまで国際Aマッチ通算19試合出場4ゴール3アシストという成績を残している。今回は昨年3月以来の招集となった。