連覇狙う稲葉陽八段「コスプレは嫌でもないです、フフフ」“ニンニン旋風”から一年、今年の構想も「若手」が軸/将棋・ABEMAトーナメント 将棋稲葉陽 2023/03/21 12:00 拡大する 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送される。前回大会で20代棋士とタッグを組み、忍者コスプレで“ニンニン旋風”を巻き起こし初優勝を飾った稲葉陽八段(34)。今回もチーム構想は「若手」で描いているようだ。リーダーとしての神采配も話題となった稲葉八段は、どんな陣を敷くのだろうか。【映像】連覇がかかる今大会のチーム構想を語る稲葉八段 前回大会では、最多11勝と大活躍した服部慎一郎五段(23)と、タイトル初挑戦を叶えた弟弟子の出口若武六段(27)とチームを結成。言葉は多くなくともしっかりとチーム運営の手綱を握り、雰囲気を引き締め・緩め、気鋭棋士たちの力を存分に引き出した。「2人が成長してくれることを加味して取ったところがありましたが、その想像を超えてきた。いいチームになったかなと思います」。大奮闘を見せた後輩の姿はリーダーの稲葉八段にも好反応をもたらし、「年下を選んだ責任感で、自分も成績の面でいい方に向いた」と手ごたえを感じたようだ。 続きを読む