セビージャは21日、同クラブを率いるホルヘ・サンパオリ監督の解任を発表した。
 セビージャが今季2度目の監督解任に踏み切った。昨季はラ・リーガを3シーズン連続の4位で終えたセビージャだったが、今季は開幕から現在まで低迷が続いている。特に、昨夏の移籍市場でフランス代表DFジュール・クンデ(現:バルセロナ)、ブラジル代表DFジエゴ・カルロス(現:アストン・ヴィラ)と2名の“守備の要”を引き抜かれたことにより、最終ラインの不安定さが目立っていた。今季はラ・リーガ第7節終了時点で1勝2分4敗と苦しいシーズン序盤を過ごした後、監督を務めていたフレン・ロペテギ氏の解任を発表。後任としてチームを率いることとなったサンパオリ氏もチームを上昇気流に乗せることができず、ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝まで駒を進めていたが、ラ・リーガでは第26節終了時点で降格圏との勝ち点差がわずか「2」の14位に低迷していた。