イギリス紙『サン』は21日、プレミアリーグのクラブが今季の公式戦で審判への抗議によって支払った罰金の額をランキング形式で発表した。
1位になったのは現在プレミアリーグで首位を走るアーセナル。今季、4試合で罰金を課されており、合計で18万5000ポンド(約3000万円)を支払っている。続く2位にはマンチェスター・Uがランクインし、罰金の総額は13万7000ポンド(約2200万円)となっている。3位には罰金額11万5000ポンド(約1800万円)のエヴァートンが入っている。
そして、今季1試合で最も多くの罰金を支払ったのは2月に行われたアーセナル戦でマンチェスター・Cが支払った7万5000ポンド(約1200万円)で、同クラブはこの1試合の罰金だけで4位にランクインしている。
また、同紙によると、今季ここまででプレミアリーグの20クラブのうち15クラブが審判への抗議で罰金を支払っており、その総額は93万2500ポンド(約1億5000万円)になっているという。なお、未だ罰金が課されていないのはニューカッスル、ブレントフォード、レスター、ボーンマス、サウサンプトンのみとなっているようだ。
審判への抗議で課される罰金についてFA(イングランドサッカー協会)広報担当者は「審判に対する不適切な振る舞いは、まったく容認できない。選手、コーチ、スタッフ、クラブ関係者は敬意を持って接する責任があり、その基準を満たしていないという証拠がある場合、イングランドサッカーに関係する人に対して措置が取られる」と説明している
今回発表された今季のプレミアリーグのクラブが審判への抗議によって支払った罰金額のチームごとのランキングは以下の通り。
1位 アーセナル:18万5000ポンド(約3000万円)
2位 マンチェスター・U:13万7000ポンド(約2200万円)
3位 エヴァートン:11万5000ポンド(約1800万円)
4位 マンチェスター・C:7万5000ポンド(約1200万円)
5位 ノッティンガム・フォレスト:7万3000ポンド(約1170万円)
6位 リーズ:7万ポンド(約1100万円)
7位 リヴァプール:5万5000ポンド(約900万円)
7位 クリスタル・パレス:5万5000ポンド(約900万円)
9位 ウルヴァーハンプトン:4万5000ポンド(約700万円)
10位 フルアム:2万7500ポンド(約400万円)
11位 アストン・ヴィラ:2万ポンド(約300万円)
11位 チェルシー:2万ポンド(約300万円)
11位 トッテナム:2万ポンド(約300万円)
11位 ウェストハム:2万ポンド(約300万円)
15位 ブライトン:1万5000ポンド(約200万円)