川崎市の富士そばで58歳の男性従業員がタオルで猿ぐつわをされ、手や足を縛られ、券売機から現金19万9000円が盗まれるという事件が発生。しかし、緊縛強盗は男の「自作自演」だった。男は「借金があって金を取った」と容疑を認めている。
自分で自分をどうやって縛り上げるのか。元SM嬢で緊縛師の青山夏樹さんと検証した。
まずはガムテープで自ら足を縛ってみる。足を動かすとすぐにゆるゆる状態に。次に結束バンドで足と手を拘束。すると全く動けなくなった。続いてロープを使い、自分で体を拘束。少し動くとすぐにゆるゆるに。ロープを使って素人が一人で縛り上げることは不可能だった。
青山さんは、警察はすぐに自作自演だと見抜いたのでは推察する。
「もともと緊縛って古い日本の警察が使う技術だったので、もしかしたら容疑者の縛りを見て警察が『これは自分でやった?』と聞いたのでは。暴れて抜けそうなのにその状態でいるのもおかしいですし」
借金問題に詳しい中川みち子弁護士は
「借金のことで頭がいっぱいになって、冷静に考えればあり得ない行為も判断できずやってしまう人は意外と多くいます」
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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