フランクフルトに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニが、今夏の移籍の可能性について言及した。22日、イギリス紙『デイーメール』が伝えている。
現在24歳のコロ・ムアニはナントの下部組織出身で、2018年11月にトップチームデビュー。2019-20シーズンにはブローニュへの期限付き移籍を経験し、2022年7月にフリーでフランクフルトに加入した。加入初年度ながらここまで公式戦35試合出場で16ゴール14アシストを記録している。
この活躍から昨年9月にはフランス代表デビューを果たし、FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも追加で選出されたコロ・ムアニ。フランクフルトとの現行契約は2027年6月30日までとなっているものの、多くのビッグクラブが注目しており、マンチェスター・Uやパリ・サンジェルマン、チェルシー、バイエルンなどからの関心が噂されている。
そのなかでも、マンチェスター・Uは今夏のコロ・ムアニ獲得のために1億500万ポンド(約169億円)の移籍金を準備していることが伝えられていることから同選手の去就には注目が集まっている。
そんななか、コロ・ムアニは自身の去就についてフランス紙『レキップ』で「すでに多くのことが話されているが、自分のクラブのことだけに集中しようとしている」と今シーズンに集中していることを強調しながら、今夏の移籍の可能性にも次のように言及した。
「僕たちはパフォーマンスを続けていて、夏にどうなるかは見ていくしかない。でも、僕は常にビッグクラブでプレーすることを夢見てきた。適応するには1年ほど、時間がかかると思っていた。しかし、すべてが順調に進んだ。いずれにせよ、僕はあらゆる挑戦への準備ができている」
「僕は毎試合クラブに自分の試合の統計をまとめてくれるように頼んでいる。何を改善すべきか知るためにそれをフィジカルトレーナーと共有している。多くのゴールとアシストを記録しているが、これは僕が本来あるべきレベルではない。まだまだ足りない。でもまだこれは(フルでの)プロ3シーズン目だからね」