ポルトガル代表を率いるロベルト・マルティネス監督が23日に行われたEURO2024予選第1節のリヒテンシュタイン代表戦を振り返り、同代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。同日、『UEFA.com』が報じている。
ポルトガル代表がリヒテンシュタイン代表をホームで迎え撃った一戦。試合は8分にジョアン・カンセロが先制点を挙げると、47分にはベルナルド・シルヴァ、51分と63分にはクリスティアーノ・ロナウドがゴールを決めて4-0で勝利を収めた。
初陣を勝利で飾ったマルティネス監督は試合後、「この結果はとても重要だ。選手たちの資質を最大限に引き出すにはどうすればいいのか、選手たちを知る機会でもあった。私は選手たちの姿勢や仕事に対する意志を理解した。この結果をとても誇りに思う」と手応えを口にした。
続けて「前半は少しフラストレーションが溜まるものだった。彼らは危険な状況を作り出してこなかった。それは重要なことだが、私たちは試合をどう打開していくのか、また、前半と後半の始め方をもっと理解しなければならない」と改善点を指摘した。
また、この試合で代表通算出場数が197試合となり、世界記録を更新して男子史上最多の代表出場数を記録した選手となったC・ロナウドについてマルティネス監督は「選手がコミットメントを示し、経験を活かすことが非常に重要だ。多くの経験と代表チームに対する多くのコミットメントがクリスティアーノにはある」と賛辞を送った。