“あわや”リング外の失神KO「なんと衝撃!息はしているようです…」実況絶叫 「これはヤバイ」視聴者も騒然
【映像】あわやリング外の衝撃KO
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 1ラウンド中盤、空手仕込みの後ろ回し蹴りで華麗なダウンを奪った後、ラウンド終了間際に左ヒザを顔面に叩き込んで衝撃の失神KO。ヘビー級のあまりの衝撃に敗者は後ろに吹っ飛び、ロープにもたれ掛かるあわやリング外の壮絶なダウン。実況が「失神!失神!」と絶叫した後に「なんと衝撃…息はしているようです…」としばし言葉を失った。

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 26日に東京・有明アリーナで行われた『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』。-90kg契約で行われたRISEとK-1のヘビー級対抗戦、南原健太(極真会館)と愛鷹亮(力道場静岡)の一戦は、南原が1ラウンド中盤に後ろ回し蹴りで最初のダウンを奪うと、ラウンド終了間際に左ヒザをドンピシャで叩き込んで失神KO勝ち。ヒザをまともに被弾した愛鷹は後ろに吹っ飛んでロープにもたれ掛かった。あわやリング外の衝撃KOに実況が絶叫。視聴者からも「これはヤバイ」と驚きの声が殺到した。

“あわや”リング外の失神KO「なんと衝撃!息はしているようです…」実況絶叫 「これはヤバイ」視聴者も騒然
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 南原は幼いころから極真空手を学び、小学生の時はボクシングに転向した那須川天心のライバルとされた逸材。一方の愛鷹は、高校で柔道を学び、卒業後は機動隊員として活動するもプロ格闘家への夢を捨てきれずに転身。2019年8月には当時、K-1ヘビー級のリングで無双していたシナ・カリミアンを豪快なオーバーフックでKOするなど、K-1重量級の第一人者に躍り出た。ただ直近は連敗が続いており、この対抗戦が生き残りをかけた正念場のリングとなる。

 試合は互いに重量級の一発を警戒し合う立ち上がり。一発の愛鷹に対して、コンビネーションに長ける南原が次第に試合をコントロールしていく。すると1ラウンド中盤、愛鷹が踏み込んで得意の右を振り抜こうとした次の瞬間、南原の狙い澄ました後ろ回し蹴りがカウンター気味に愛鷹を捉え、最初のダウンを奪う。

 ここは立ち上がった愛鷹だが、ローキックと左ジャブでチャンスをうかがう南原の試合運びに翻弄されると、ラウンド終了間際に衝撃のラストシーンが訪れる。残り10秒を切ったその時、南原の左ヒザが愛鷹を“ズシッ”と的確に捉えると、愛鷹の巨体が脱力しながら後ろに吹き飛んだ。即座に失神しながらロープにもたれ掛かった愛鷹を見たレフェリーが試合をストップ。ABEMA実況は「失神だ!失神だ!」と連呼。さらに「なんという衝撃」としばし言葉を失うと、視聴者も「これはヤバイ」と驚嘆した。

 試合後、マイクを握った南原は「今回はRISEとK-1の対抗戦で、大役を伊藤会長に任せて頂いたので、絶対に勝ちを勝ち取ることを決めていました。RISEファンの皆様、どうか南原健太を覚えていてください。応援よろしくお願いします」と述べ、会場のファンに向かって深々と頭を下げた。

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