【キリンチャレンジカップ2023】日本-コロンビア(3月28日/ヨドコウ桜スタジアム)
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日本代表(FIFAランキング20位)は、 キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表(FIFAランキング17位)と対戦。三笘薫(ブライトン/イングランド)のゴールで先制した。
試合開始早々の3分、ボックス右でボールをキープした町野修斗(湘南ベルマーレ)が落としたボールを守田英正(スポルティング/ポルトガル)がダイレクトでゴール前にクロスを入れる。するとファーサイドから入ってきた三笘が押し込んで日本が先制した。
川崎フロンターレの下部組織でプレーしてきた三笘は、高校卒業時点でのトップ昇格を断って筑波大学に進学した。大学時代の2018年や2019年は特別指定選手として川崎Fでプレーし、2020年から正式にチームに加入した。2020シーズンはリーグ戦30試合で13ゴール13アシストをマークし、新人史上5人目となる二桁得点を記録。ベストイレブンにも選出されるなど、チームのJ1リーグと天皇杯の2冠達成に大きく貢献した。
2021年8月、プレミアリーグのブライトンへと移籍。ただし、A代表での出場経験がないことから、イギリスでの労働許可証が発給されず、同年9月、オーナーが同じベルギーのユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍。リーグ戦では、21試合で5ゴール4アシストをマークし、今シーズンからブライトンへの復帰を果たした。
FIFA ワールドカップ カタール 2022を終えて再開したプレミアリーグでは圧巻のパフォーマンスを示し、今シーズンはここまで6ゴール4アシストを記録している。世界最高峰と言われるリーグで、各国代表揃いの猛者を相手に脅威となり続けている。
日本代表では、ユニバーシアード代表やU-20などでプレーし、2021年に行われた東京2020オリンピックのメンバーに選出され、ベスト4に貢献。同年11月に行われたFIFA ワールドカップ カタール 2022のアジア3次予選オマーン戦でA代表デビューすると、いきなり伊東純也の決勝点をアシスト。
さらに2022年3月のアウェイ、オーストラリア戦では、途中出場から決勝点を含む2ゴール。本大会でも4試合に出場し、グループステージのスペイン戦で田中碧の決勝点をアシストするなど、決勝トーナメント進出に大きく貢献した。日本代表としては、ここまで13試合で5ゴールを挙げている。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)