【キリンチャレンジカップ2023】日本-コロンビア(3月28日/ヨドコウ桜スタジアム)
【映像】三笘薫のヘディング弾で先制もワールドクラスのバイシクル弾に沈む
日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し、1-2の逆転負けを喫した。
新生・森保ジャパンの初戦となった24日のウルグアイ戦は、先制を許しながらも同点に追いつき引き分けに持ち込んだ。親善試合2戦目も南米の強豪、コロンビア(FIFAランク17位)との対戦となった。
日本代表はウルグアイ戦からスタメンを4名変更。瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)、堂安律(フライブルク/ドイツ)、遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)がベンチスタートとなり、初招集のバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、伊東純也(スタッド・ランス/フランス)、西村拓真(横浜F・マリノス)、町野修斗(湘南ベルマーレ)が名を連ねている。
開始早々、前線から激しいプレスを仕掛ける日本は、その勢いのままに先制する。3分、ボックス右でボールをキープした町野が落としたボールを守田英正(スポルティング/ポルトガル)がダイレクトでゴール前にクロスを入れる。するとファーサイドから入ってきた三笘薫(ブライトン/イングランド)が押し込んで日本が先制した。
その後も、ピッチを縦横無尽に駆け回る三笘を中心に、日本が試合の主導権を握る。しかし33分にミスからカウンターを浴びると、左サイドを突破されてゴール前に入れられたクロスをデュランに押し込まれて同点とされて試合を折り返した。
ハーフタイムで鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)と町野を下げて、遠藤と上田綺世(セルクル・ブルージュ/ベルギー)が起用された。さらに54分には三笘に代えて堂安を送り出し、59分にはバングーナガンデと西村に代えて、瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)と久保建英(ソシエダ/スペイン)を投入するなど、次々と交替カードを切っていった。
しかし62分には、ボックス内に侵入したアリアスに至近距離からシュートを許すが、ここはシュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)がセーブ。しかしこぼれた球を、ボレに技ありのバイシクルシュートで叩き込まれて、日本代表が追いかける展開となった。直後に、上田が二度のヘディングシュートを放つが決めきれず。
試合終盤には2トップにして中盤をダイヤの4-4-2フォーメーションを試す。前線に起点が増えたことで、相手を押し込み始めた日本だったが、同点ゴールを奪うことはできず。第二次森保ジャパン初勝利は次回に持ち越しとなった。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)