【キリンチャレンジカップ2023】日本1-2コロンビア(3月28日/ヨドコウ桜スタジアム)
日本が誇る天才MF久保建英はプレーだけでなくメンタリティにおいても超一流のようだ。試合終了間際に切れ味抜群のドリブルで相手守備陣を切り裂いた久保は、コロンビアの選手に強烈なタックルで倒されてしまう。すると日本の至宝は怒りをあらわにして相手選手に詰め寄る。体格で勝る南米のプレーヤーに対して一歩も引かない姿勢は圧巻のものだった。
【映像】久保建英 後ろからの極悪タックルに怒りのフェイスオフ
1-2と日本がコロンビアに1点リードされて迎えた試合終了間際の90+1分、久保はピッチの中央付近でボールを受け取るとそこから一気に加速。コロンビア守備陣の待ち構えるエリアに持ち前の足技を活かして挑んでいったが、コロンビアの選手によって深いタックルを食らってしまった。これに対して久保は激高し詰め寄ると相手も応戦。するとタックルをおこなった相手選手のみがイエローカードをもらう結果に。闘志あふれる日本の至宝だったが、頭の中は冷静沈着だったようだ。見事に相手へカードを誘発させるとともに、好位置でのFKを得ることに成功した。
これには視聴者も「闘う姿勢をガンガン見せる久保くんさん素晴らしい」「熱い気持ちいいね」「久保建英めっちゃアグレッシブでかっこいい」と闘志をむき出しにする21歳を称賛。他にも「久保建英選手は怪我だけはしないでくれ」「久保怪我だけはせんでくれ」など悪質タックルによるけがを心配するコメントも寄せられた。
また「さすがにスペインの血が騒いでるw」「久保スペイン語で怒れるのおもろ」「バチバチ」とスペイン語を自在に操ることのできる久保を興味深く感じている視聴者もいたようだ。
久保建英が逸材であることはもはや疑いようがない。今回のシーンでは久保の持つプロとしてのレベルの高さがプレーや技術だけでなく、メンタリティの部分においても抜群であることが再確認された。まだ21歳ながらスペインの地で一流の選手たちに囲まれ多くの経験を積む至宝は、代表でも大きな存在感を放っている。若いだけにこれからの成長にも一層の注目が集まることだろう。
(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)