【キリンチャレンジカップ2023】日本-コロンビア(3月28日/ヨドコウ桜スタジアム)
「森保メモ」がついにピッチに登場した。日本代表監督の森保一監督が試合中にメモを取る行動は、サポーターであれば見慣れている光景だろうが、コロンビア戦ではそれが選手に渡されるという場面があった。珍しいこの光景に視聴者は「森保メモの新たな使い方がおもしろすぎる」と話題となっている。
【映像】「森保メモ」が浅野から遠藤に手渡されるシーン そこに書かれていたのは...
日本がコロンビアに1-2のリードを許している場面で、森保監督が動いた。
日本代表監督が試合中にメモを取っている姿はサポーターであれば見慣れている光景だろうが、この場面ではそれを選手に渡したのだ。試合後の会見で森保監督は「あのメモはダイヤモンドの形を選手達が把握できるように渡しました」と語っており、4-2-3-1から中盤がダイヤモンドの4-4-2に変更するためのものだったようだ。
しかし、監督の意図は選手たちに完全に伝わっていなかったのか、ピッチ内で若干の混乱が生まれ、DF板倉滉が森保監督に直接確認する場面も見られた。
これには視聴者も「まさかのメモを選手に渡すのやべぇ新しすぎる」「メモ渡される選手初めて見た笑」「森保メモの新たな使い方おもしろすぎるんだけどwww」や「メモを渡すとは斬新な戦術」など驚いた様子。過去にも海外リーグで選手がピッチ上でメモを読む姿が映しだされて話題になったこともあるが、日本ではなかなか見かけない珍しい光景だった。
メモに何が書かれているのかという意味でもサポーターから注目を集める「森保メモ」がついにピッチ内へと登場したが、指揮官の意図は残念ながら上手く選手たちに伝わらなかったようだ。この試合の反省を次戦以降に生かして欲しいものである。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)