『【推しの子】』は「週刊ヤングジャンプ」と「少年ジャンプ+」で連載されている大人気マンガです。作者は赤坂アカ(あかさか アカ)氏と横槍メンゴ(よこやり メンゴ)氏で、コミックスはシリーズ累計1800万部を突破しています。
2023年4月12日からアニメ1期が放送され、第1話は90分拡大版。オープニングテーマは音楽ユニットのYOASOBI、エンディングテーマは4人組のロックバンド・女王蜂が担当しました。アニメ2期の制作決定が発表されています。
この記事では漫画『【推しの子】』の作者ついての情報をまとめています。
目次
- 『【推しの子】』とは?
- 『【推しの子】』作者は誰?2人の関係性は?
- 『【推しの子】』作者の過去作品は?アニメ化された人気作品も!
- 『【推しの子】』作者はツイッターをやってる?
- 作者の性別や年齢は?顔出しはしてる?
- 作者2人が出演した番組は?
- まとめ
『【推しの子】』とは?
産婦人科医として働くゴローは、アイドルグループ「B小町」のアイの熱心なファンでしたが、アイの活動休止が発表されて酷く落ち込みます。しかし、ゴローの元に診察に来た妊婦がアイだと判明し、ゴローは子供ができたことを公表せずにアイドル活動を続けると言うアイの力になることを決めました。アイの妊娠によって、ゴローは大きな事件に巻き込まれることなります。
『【推しの子】』は「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画で、連載当初から人気を集め「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門で1位を獲得しています。Webマンガ配信サービス「少年ジャンプ+」にも掲載されていて、「週刊ヤングジャンプ」から1週遅れで無料で読むこともできます。
2023年4月12日からTVアニメが放送されました。アニメ第1話は90分拡大版となり、2023年3月17日より『【推しの子 Mother and Children】』のタイトルでアニメ第1話が全国の劇場で先行上映されました。アニメの第1話が90分の拡大版で、さらに劇場公開もされるというのはこれまでのアニメ作品でも例を見ない施策です。
『【推しの子】』作者は誰?2人の関係性は?
『【推しの子】』は赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏がタッグを組んで連載しています。大ヒット漫画『かぐや様は告らせたい』の作者である赤坂氏が原作・原案を担当、そしてアニメ化やドラマ化もされた『クズの本懐』作者の横槍氏が作画を担当しています。
「週刊ヤングジャンプ」で『【推しの子】』の連載が開始された2020年当時、赤坂氏は同誌で『かぐや様は告らせたい』も連載していたため、異例の2作品同時週刊連載となりました。ちなみに、『かぐや様は告らせたい』の連載は2022年11月2日に終了しましたが、2023年4月27日発売の「週刊ヤングジャンプ」から赤坂氏が原作を務める新連載『恋愛代行』がスタートしており、現在も2作品同時週刊連載されています。
赤坂氏と横槍氏は、漫画家としてのキャリアがまだない時代にボカロ(VOCALOID)界隈がきっかけで知り合い、10年ほど仲良くしていたそうです。赤坂氏は、横槍氏とは古い付き合いで横槍氏の作風もわかっているため、『【推しの子】』は横槍氏のテンションが上がりそうな内容にしていることを明かしています。コミックス第1巻でアイに衝撃の展開が訪れるシーンに関しても、横槍氏を意識した結果だと語っています。
ネットでは、赤坂氏と横槍氏は結婚していたが現在は離婚しているという間違った情報が掲載されることがあるようですが、2人が結婚していた事実はないと答えています。横槍氏は現在結婚していて、赤坂氏は一度結婚して離婚したことを発表しています。
元々友人同士だった赤坂氏と横槍氏ですが、『【推しの子】』の連載がはじまってからも仲はいいようで、他の友人を交えてディズニーランドに行ったり、旅行に行く予定も立てているそうです。
赤坂氏が横槍氏を選んだ理由は?
『【推しの子】』のアイディアが生まれた当時、横槍氏が読み切り作品『かわいい』を発表していて、赤坂氏は『かわいい』がジュニアアイドルの心の闇を描いたストーリーだったことが決め手だったそうです。
また、『【推しの子】』が連載される2年ほど前に、赤坂氏は『【推しの子】』のプロットを横槍氏に見せた際に、プロットを見た横槍氏が「これめっちゃいいじゃん!」と反応が良かったことも明かしています。
その後、横槍氏が連載していた漫画が終了したタイミングで、横槍氏の担当編集者が赤坂氏と同じサカイさんになったことで、『【推しの子】』連載への歯車が噛み合ったと答えています。
赤坂氏は横槍氏に作画のオファーをした際には「千年に一度のアイドルを描ける?」と告げたそうです。横槍氏は、アニメ『マクロスF』の楽曲「星間飛行」の作曲者・菅野よう子(かんの ようこ)さんが「銀河一のアイドルの曲を書いてほしい」と作詞の松本隆(まつもと たかし)さんに依頼したエピソードが好きだったため、そのエピソードに似てたからいいなと思ったと話しています 。
『【推しの子】』作者の過去作品は?アニメ化された人気作品も!
赤坂アカ氏の代表作や過去の連載作品は?
赤坂氏の代表作には、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』があります。『かぐや様』は、高校の生徒会長と副会長がお互いに相手を惚れさせて、相手から告白させようとする姿を描いたラブコメディ作品です。アニメ化だけでなく、元King & Princeの平野紫耀(ひらの しょう)さんと橋本環奈(はしもと かんな)さんが出演した実写映画も大ヒットしました。
『かぐや様』の他に赤坂氏が連載していた作品としては、電撃文庫のライトノベルのコミカライズ『さよならピアノソナタ』や、「電撃マオウ」で連載していた『ib インスタントバレット』があります。
横槍メンゴ氏の代表作や過去の連載作品は?
横槍氏の『【推しの子】』以外の代表作は、「月刊ビッグガンガン」で連載されていた『クズの本懐』です。秘密を抱えた高校生カップルをテーマにした作品で、2017年にはアニメ化と実写ドラマ化されています。
『エルフェンリート』や『極黒のブリュンヒルデ』の作者・岡本倫(おかもと りん)氏が原作を務めて横槍氏が作画を担当した漫画『君は淫らな僕の女王』は、自制心を失くしたヒロインによる過激な描写が話題になりました。
横槍氏の他の連載作品としては『はるわか』『めがはーと』『レトルトパウチ!』があります。
『【推しの子】』作者はツイッターをやってる?
赤坂氏と横槍氏はどちらもTwitterアカウントを開設しています。
赤坂氏はTwitterで自身の作品の情報をリツイートしたり、告知などを行っています。2022年11月3日には、『かぐや様は告らせたい』の完結以降は漫画家を引退し、今後はストーリー制作に専念する原作家として活動することをTwitterで発表しました。
横槍氏は日常で感じたことなどを投稿したり、『【推しの子】』の掲載情報や更新情報をツイートしています。まれにイラストも投稿していて、2023年2月22日には漫画『チェンソーマン』に登場するキャラクターのパワーを描いたイラストを投稿した際には、5万件以上のいいねがつけられました。
作者の性別や年齢は?顔出しはしてる?
赤坂アカ氏の性別は?
赤坂氏は男性で、2023年11月5日時点では年齢は35歳でです。YouTubeチャンネル「ヤンジャン漫画TV【集英社ヤングジャンプ公式】」では、赤坂氏が自宅スタジオの様子やコレクションで集めている物などを紹介する動画が公開されています。
その動画のコメント欄には「正直女性だと思っていた」というコメントもあり、赤坂氏は女性だと勘違いしていた読者もいたようです。横槍氏もTwitterで「アカ先生は女の子だと思われてること多い」とツイートしています。
赤坂氏はマスクをつけての顔出しはしていて、TVなどのメディアにゲスト出演する際は、マスクをつけた状態で出演したり写真を撮ったりしています。
▼吉田尚記アナウンサーのラジオにゲスト出演した赤坂氏(写真右)
横槍メンゴ氏の性別は?
横槍氏の性別は女性で、2023年11月5日時点では赤坂氏と同じく35歳。学年的には横槍氏の方が1学年上のため、赤坂氏は横槍氏を「メンゴ姉さん」と呼んでいるそうです。
作風のせいなのか、男性だと勘違いされることが多いようで、自身のTwitterでは「性別ほんと全然隠してないんだけどいまだに驚かれたりするの純粋になんでなんや?」とツイートしています。
赤坂氏はマスクをつけての顔出しはしていますが、横槍氏は完全に顔出しはNGだと語っています。ABEMAの番組『ななにー 地下ABEMA』で横槍氏の顔を見たお笑いコンビEXITのりんたろー。さんは、「すごく柔らかい雰囲気で、系統で言うと(シンガーソングライターの)aikoさん」「かわいらしい方」と横槍氏の容姿を表現しました。
コスプレイヤーのみぃこさんが横槍氏と遊んだ際の写真をTwitterにアップしていますが、横槍氏の顔は隠されています。
▼横槍氏がみぃこさんのツイートを引用リツイート
作者2人が出演した番組は?
稲垣吾郎(いながき ごろう)さん、草彅剛(くさなぎ つよし)さん、香取慎吾(かとり しんご)さんの3人が出演しているABEMAの番組『ななにー 地下ABEMA』の第1回に、赤坂氏と横槍氏がゲスト出演しました。
赤坂氏と横槍氏は顔出ししない状態での出演でしたが、横槍氏が赤坂氏を「あかぴー」と呼んでいたり、一緒に京都に行く予定があるなど、『【推しの子】』の話だけではなく2人の関係性が分かる内容になっています。
番組では『【推しの子】』が誕生したきっかけも話しています。赤坂氏のアシスタントが「アイドルの子供に生まれ変わりたい」と言っていたことや、赤坂氏自身が芸能人と仕事をする機会が増えてきて、芸能人が傷ついたり頑張ったりしていることを知って漫画にしてみたいと感じたそうです 。
コミックス1巻第1話の「嘘はとびきりの愛なんだよ?」というアイのセリフは、ページ調整の都合で省く予定だったそうです。ですが横槍氏が「これは絶対に活かし(使うべき)」「このセリフはいいやつだからキャッチフレーズとしても使っていきたい」と言ったことで省かないことになったという裏話も明かされました。
YouTube動画にも出演!
Youtube【推しの子】チャンネルにて、赤坂氏・横槍氏がオープニング主題歌アーティストのYOASOBI、およびエンディング主題歌アーティストの女王蜂・ぁゔちさんと語る動画が公開されています。お2人の顔は隠されていますが、肉声を聞くことが可能です。
まとめ
人気漫画『【推しの子】』の作者は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏の2人です。原作・原案は赤坂氏が担当し、作画を横槍氏が担当しています。どちらもTwitterをやっていて、作品の掲載情報や日常にまつわることなどをツイートしています。
赤坂氏の代表作は『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』です。赤坂氏は『【推しの子】』の連載が開始した当時は、『かぐや様』も連載していてどちらも「週刊ヤングジャンプ」で連載されていたため、異例の2作品同時週刊連載をしていました。
横槍氏の代表作は、『クズの本懐』です。2017年にはアニメ化と実写ドラマ化された話題作で、秘密を抱えた高校生カップルをテーマにした作品です。
赤坂氏の性別は男性で、横槍氏は女性です。赤坂氏はTVやラジオにゲスト出演していて、その際にはマスクをつけて顔出しで出演されています。横槍氏は顔出しは完全NGだと明かしていて、メディア出演の際にも顔が映らないようにしています。
(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/集英社
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | Mother and Children | アイの愛、圧巻の作画 |
2 | 三つ目の選択肢 | 見事な重曹の舐めっぷり |
3 | 漫画原作ドラマ | ワルカッコいいアクア |
4 | 役者 | 『今日あま』作者の涙… |
5 | 恋愛リアリティーショー | 色々とガチなぴえヨンダンス |
6 | エゴサーチ | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
7 | バズ | あかねの壮絶な演技力… |
8 | 初めて | アクア、1話で3人オトす |
9 | B小町 | 本気が過ぎるかなPV |
10 | プレッシャー | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
11 | アイドル | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |
12 | 東京ブレイド | 姫川とかな、迫真の掛け合い |
13 | 伝言ゲーム | 原作者、脚本家にバチギレ |
14 | リライティング | 師匠と弟子の修羅場 |
15 | 感情演技 | ホラーすぎるゴローの影 |
16 | 開幕 | 迫真の「一緒に殺してあげる」 |
17 | 成長 | メルト覚醒! |
18 | 太陽 | ホラーみ溢れるあかね |
19 | トリガー | かな覚醒の瞬間 |
20 | 夢 | アイが死ななかった世界 |
21 | カイホウ | アクアの目から星が消える |
22 | 自由 | アイの墓に現れたカミキ |
23 | 再会 | ルビー、故郷で絶望の対面 |
24 | 願い | ルビーが見せた漆黒の意志 |