第二の東方神起と呼ばれたチーム23時こと大国男児が、30代ながら可愛さあふれる楽曲をしっかりと表現してみせた。
【映像】“第2の東方神起”と呼ばれたK-POPアイドル、審査員絶賛の新曲パフォーマンス(38分頃~)
3月29日(水)22時30分より「PEAK TIME」#8がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。すでにデビューしているK-POPボーイズグループが、ワールドワイドアイドルの座を巡って競争を繰り広げるサバイバル番組だ。コロナ禍で活躍の機会を奪われたり、人気が伸び悩み一度解散を経験したりと、さまざまな事情を抱えたアイドルたちが頂点を目指す。
参加者は本来のグループ名を明かせず時刻を冠したチーム名でステージに上がるが、決勝でトップ6に残れば本来のグループ名を名乗ることができる。#8では参加グループが新曲のステージを披露する第3ラウンド「新曲マッチ」がスタート。10チームがAリーグとBリーグに分かれて舞台に立ち、審査員と観客の投票によって順位が決定する。各リーグで1位になると、今後行われる合格脱落式にて、累積投票数の3%を獲得することができる。審査員はティファニー(少女時代)、ギュヒョン(SUPER JUNIOR)、イ・ギグァン(HIGHLIGHT)、パク・ジェボム、キム・ソンギュ(INFINITE)、ライアン・ジョン、シム・ジェウォン、ムンビョル(MAMAMOO)の8名。
「ビブラートが古い」「髭が映るかも」壁に直面しながらも…
大国男児はピンクをポイントにしたかわいらしい制服風コスチュームでステージに登場。審査員のソンギュは自分と同年代である30代のカラムがベレー帽を被っていることにすかさず食いつく。違和感なく被りこなしたカラムは「(ベレー帽は)リハーサルの時に初めて見て結構戸惑いました。でも周りの人に勇気づけられて、大胆に被ってみました」とコメントした。新曲は、初恋のときめきをカモミールの香りに例えた「Chamomile」。インジュンは「30代の爽やかさと可愛さで勝負します」と宣言してみせるが、審査員たちは「大丈夫かな?」と心配そうに見つめる。
本番を前に、全員30代のメンバー3人は「僕が個人的に心配しているのは、髭が映るかどうかです」「レーザー脱毛に行かなければ」と笑わせる。かわいらしく爽やかな振付になかなかインジュンがついていけなかったり、ボーカルディレクターに「ビブラートが古い」と指摘を受けたり、レッスンの段階で3人はさまざまな壁にぶつかるが、前向きに練習を重ねていく。カラムは「いつもカバーばかりだったので、僕たちの曲みたいでうれしい」「契約が終了してから、2度と出せなかったかもしれない新曲を今回もらうことができました」と喜びを噛み締め、視聴者も彼らの姿に「泣く」「そうだよね…新曲…」と思いを重ねていた。
本番で3人は、バックダンサーを従えてはつらつとしたパフォーマンスを展開。表情をコミカルに次々に変えて、安定したボーカルの実力で爽やかなステージを完成させる。最後は全員で大きなハートマークを作り、堂々と30代の可愛さを表現してみせた。
「お茶目なステージ」「数年前から歌っていた曲のよう」
審査員全員がボタンを押し、オールピックを獲得。審査員のティファニーは隣のムンビョルと「私たちにはもう(こんなに可愛いのは)できないわ」と言葉を交わしていた。またギグァンは「本当にお茶目なステージでした。チームワークが際立っていました。チーム23時が数年前から歌っていた曲のようにこなしてくれて、素敵でした」とコメントする。
最初にボタンを押していたジェボムは、MCのイ・スンギから「可愛いコンセプトが好きなようですね?」と尋ねられると、「正直、好きなコンセプトではありません。僕の好みとは違いますが、ステージを見れば見るほど、パフォーマンス、振付、歌、どれもうますぎて納得させられました。かわいい振りをしてもカッコよく見えました」と称賛する。またギュヒョンは「お尻を振るダンスを見て腹が立ったんですが(笑)、なぜかずっと見ていたいし、もっと振ってほしかったです。人々を虜にする魔性の魅力を見せてくれました」と伝えていた。
チームワークを最も大事にしている23時。メンバー3人の調和で良い成績を残せたことに大きな達成感を抱いた様子で、ステージを後にした。
次回「PEAK TIME」#9は、4月5日(水)22時30分よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。