ロガー・シュミット

 ベンフィカは3月31日、ドイツ人指揮官のロジャー・シュミット監督との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。

 今回の契約延長を受け、今季からチームを率いているシュミット監督は「ベンフィカの一員であることを光栄に思っている。正直、これほど早く新しい契約を結ぶことになるとは思わなかったが、100パーセントの確信を持って取り組んでいる。自分は正しい場所にいると感じているし、ベンフィカからの信頼をとても嬉しく思っている」とコメント。驚きと共に喜びの言葉を残している。

  ベンフィカは今季、リーグ戦では2位のポルトに勝ち点10差をつけて首位を快走(25試合を戦って22勝2分け1敗)し、チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマン、ユヴェントスと同居したグループステージを無敗&首位で突破。決勝トーナメントでも準々決勝まで勝ち上がっており、国内のカップ戦はPK戦の末に敗退を余儀なくされたが、出場している全公式戦を通じてここまで1敗と安定した成績を残している。

 オーストリアのザルツブルクを率いて名声を上げたシュミット監督は、その後レヴァークーゼンやPSVの指揮官を務め、今季からベンフィカの監督に就任していた。