【プレミアリーグ】ブライトン-ブレントフォード(日本時間4月1日/アメックス・スタジアム)
 日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、イングリッシュ・プレミアリーグ第29節でブレントフォードを迎える。解説を務める元北朝鮮代表FW鄭大世氏に、この試合の見どころを伺った。
 
【映像】日本代表・三笘薫が開始3分で圧巻のヘディングシュート
 
 インターナショナルマッチウィークを終えて、今夜プレミアリーグが戻ってくる。7位につけるブライトン(勝ち点42)は、勝ち点で並ぶ8位のブレントフォードと対戦。来シーズンの欧州カップ戦に向けて、直接のライバルとのシックスポインターを迎える。
 
 そのなかで注目はやはり三笘だ。新生・森保ジャパンの左ウイングとしてプレーした三笘は、ウルグアイ戦ではスピードとドリブルを活かしたプレーを見せ、コロンビア戦ではヘディングで先制点をマークするなど、プレミアリーグでの好調そのままに代表戦でも躍動した。
 
 鄭大世氏はこの試合の注目選手として三笘の名前を挙げる。「縦への突破と中での崩し。両面で期待したい」とコメント。さらに「日本人記録を更新してもらいたい」と、香川真司や岡崎慎司に並んで、1シーズンのプレミアリーグで最多となる6ゴールをマークしている三笘のゴールに期待した。
 
 さらに鄭大世氏はこの試合の展望についても語った。「 繋ぎながらもミドルゾーンを超えた途端にスピードアップする」ブライトンが、ポゼッションではやや有利と見る。一方、ブレントフォードは「奪った瞬間に同サイドで縦に速く仕掛ける」とスピーディーな戦いをすると予想。その結果「おそらくシュートチャンス自体はイーブンになるでしょう」と、互角の戦いになるとみているようだ。
 
 また、三笘以外の注目選手については、ブライトンはアルゼンチン代表MFマクアリスター、ブレントフォードは16ゴールを挙げているイングランド代表FWイヴァン・トニーの名前を挙げた。
 
「マクアリスターのオフザボールの動きに注目してみてほしいです。ずっと動き回っていて、間が開くとそこで受けてターンする。そこでブライトンの攻撃が一気に加速します。一方のトニーは圧倒的な個の能力。同じフォワードとして、90分落ちない跳躍力とキープ力を堪能させてもらいたいと思っています」
 
 来季の欧州カップ戦出場に向けて負けられない両チームの一戦。鄭大世氏は、ブライトンが3-2の接戦をモノにすると予想するが結果はいかに。ブライトンvsブレントフォードは、日本時間4月1日23時にキックオフ。
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