【ブンデスリーガ】フランクフルト1-1ボーフム(日本時間4月1日/ドイチェ・バンク・パルク)
ドイツに戻って間もない浅野拓磨が、長谷部誠、鎌田大地を擁するフランクフルトから貴重な先制点を決めた。試合は1-1で引き分けたものの、残留争い中のチームを救った立役者は試合後のインタビューに英語で受け答え、「とても大切な1点だった」振り返った。
【映像】インタビューに応じる浅野拓磨
3月24日、28日の日本代表のキリンチャレンジカップ2023を戦い、ドイツへと戻った浅野拓磨は、合流間もないなかで、ボーフムに貴重な先制点をもたらした。
フランクフルトを相手にスコアレスで迎えた13分、右サイドから得意のロングスローを相手ペナルティーエリア内に供給し、これを主将のアントニ・ロジラがボレーシュート。これはドイツ代表GKトラップに防がれるも、こぼれ球に対していち早く詰めていた浅野が押し込み、リーグ上位を争うフランクフルトから先制点を奪うことに成功した。
その後、フランクフルトに追いつかれ、惜しくも引き分けに終わったものの、残留争いの渦中にあるチームにとっては、重要な勝ち点を獲得。日本代表FWは試合終了後、ピッチ内でのフラッシュインタビューに呼ばれて、チームの唯一のゴールシーンを振り返った。
インタビュアーに「ボーフムにとって今日の得点は?」と聞かれると、「我々にとってはとても大切です。この得点は我々にとってよいもので、これを続けなければならない。この得点は我々を押し上げます」と、自身がもたらしたゴールの意味について言及した。
さらに、試合で5つの枠内シュートを止めた守護神リーマンについても聞かれると、「彼はとてもいい。彼はすごくチームを助けてくれる。だから僕たちは彼を助けてあげないといけないね。僕もこのチームを助けないと」と語った。
次節、ボーフムは同じく残留争いの渦中にある最下位シュトゥットガルトと対戦する。浅野はこの試合に向けて「今日の試合も重要でしたが、次戦のシュトゥットガルト戦はとても、とても大事です。僕たちはすぐに次戦の準備をしなくてはいけない。今日の試合はすでに終わった。次戦に向けて気持ちを切り替える」と、語気を強め、今季の残留争いの結果を占う可能性のある大一番に向けて、強い意気込みを語った。
(ABEMA/ブンデスリーガ)