昨年10月期のドラマ『君の花になる』(TBS系)で連ドラレギュラー初出演を果たした俳優の山下幸輝が、ABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』第5〜6話にスタジオゲストとして出演する。
山下は同ドラマでキレのあるダンスが武器の陽気な弟キャラ・小野寺宝役を演じ人気を博した。芸能活動を始めて約1か月で役に抜擢されたシンデレラボーイは、劇中のボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)の仲間で俳優の先輩でもある高橋文哉から“プロの現場で演技していくことの大切さ”を学んだという。
初の『オオカミ』収録「スタジオのみんなびっくりしてました(笑)」
――今回ゲスト出演されてどんな感想を持ちましたか?
まず出演できてうれしかったです。素直に楽しかったですね。VTRを見守る中でドキドキとキュンキュンが体験できました(笑)。みんな一途に恋愛を頑張っている中で、駆け引きもあったりして、ハラハラもしました。
――気になるメンバーはいましたか?
とうたろうくん(柊太朗/22歳/俳優)は、ちせちゃん(24歳/インフルエンサー)と中間告白でグッと近づいたわけですけど、中間の後になぎさちゃん(齊藤なぎさ/19歳/女優・声優)に太陽LINEで誘われて、今回スタジオでそのデートの様子を見させてもらいました。2人は観覧車に乗ったんですね。そこで、とうたろうくんも気持ちが揺れたのか、なぎさちゃんにグッと惹かれたように見えました。遊園地はイルミネーションも綺麗で、観覧車で2人は手を繋いで…その姿は端的に言って素敵でした。
――放送開始前になぎささんに取材した時「初めてのデートは遊園地に行きたい」って仰っていたんです。(以前のインタビュー)
そうなんですね…! じゃあ念願叶ってだったんだ…うれしかったでしょうね。
――それにしても初めてのデートで手を繋ぐとは…ドキっとする展開ですね。
スタジオの出演者陣もみんなびっくりしてました(笑)。
――山下さんは現在21歳で『オオカミ』メンバーと同世代ですが、この中で親交のある方はいますか?
おみくん(夏生大湖/21歳/俳優)と1度だけお仕事させていただいたことがあります。画面の中のおみくんは、お仕事した時と印象が同じでした。おみくんはちせちゃんに一途でしたけど、中間告白前くらいにみづきちゃん(美月/22歳/モデル)にアプローチされて心が揺れてましたよね。そんな部分にどこか人間味を垣間見た気がしました。
――スタジオには横澤夏子さん、飯豊まりえさん、滝沢カレンさんが揃っていましたが、印象に残ったことはありましたか?
女性目線から語られる考察は勉強になりました。特にカレンさんの考え方にハッとさせられましたね。それとスタジオで仰ってた川柳がすごく良かったです(笑)。ぜひ皆さんにも楽しんでもらいたいです。
『オオカミ』めっちゃ憧れます…正直入りたいです…!
――今回は「嘘つきオオカミちゃん」がメンバーの中に潜んでいるわけですが、山下さん自身は騙されやすいタイプだと思います?
きっと騙されやすいタイプです。自分で言うのも何ですが、結構ピュアなんです(笑)。好意を持たれると素直にうれしいし、信じちゃうし、相手のことが気になっちゃいますね。
――一方で積極的なアプローチは出来ますか?
出来ないですね。好きな人がいてもアプローチできず、待ってしまうことばかりです。恋愛以外でも引いて見ちゃうタイプなんですよ。なので「何を考えているのかよくわからない」と言われることが多々あります。
でも『オオカミ』という番組の中に入ったら、アプローチできると思います。それこそ時間が限られているし、中間告白など思いを伝えるきっかけがあるじゃないですか。そういう場合はいけると思います。
――状況次第で動けるようになるというか。
そうですね。でも、僕自身これまであまり恋をしてこなかったので、『オオカミ』はめっちゃ憧れます…。正直入りたいですもん…! 入りたかった……(噛み締めるように)。
――あはは(笑)。今回の女性陣で気になる方はいましたか?
まなみちゃん(永井愛実/20歳/アーティスト)が気になりました。常に元気はつらつで、ロビンくん(19歳/K-POP練習生)のことだけを一途に想っていて、一生懸命で。僕は押しに弱いので、あのタイプの子に惹かれます。
――この番組に出演した場合、男子とライバル関係になる可能性があります。そうなった時、どう立ち振る舞うと予想しますか?
僕は遠慮しちゃうと思います。ほかの男の子に気があると気づいてしまったら、きっとアプローチできないですね。むしろ、気になってる男子と喋って欲しいというか、その関係を崩して欲しくないというか。
――優しさが邪魔をするというか。
そうですね(笑)。けど、本当にこの番組のような青春には憧れます。メンバーの楽しそうな姿がそのままエンターテイメントになっていることも良いなって。そんな中、第6話では急展開がありました。中間告白を一旦忘れた方が良いくらいの激動が待ってます。そして一刻も早く第7話が見たくなります(笑)!
ドラマ『君の花になる』を振り返って…「1日1日が宝物のような日々でした」
――ドラマ『君の花になる』では、同年代の高橋文哉さんと共演されていましたね。
『君の花になる』ではプロの現場で演技していくことの大切さを学びました。それは特に文哉くんの背中を見て学んだというか。
――具体的にどういうことを学んだのでしょうか?
演技について何かアドバイスをもらったわけじゃないんですけど、僕がクランクインした日、帯同してくれたマネージャーが、立ちながらパソコン作業をしていたんです。文哉くんは、そんなマネージャーを気遣って「椅子どうぞ!」と声を掛けていて。すごく周りに気を配っていると感じたし、そういう行動の一つ一つが現場の空気を良くしていくんだと思いました。刺激をもらったし、素敵な先輩を見習いたいです。
――役者として今後挑戦したい役は?
サイコパスな役を演じてみたいですね。『The Witch/魔女』という韓国映画があって、それを見てから、サイコパスな役に憧れを持つようになりました。
大阪から上京して1年半が経ったんですけど、上京してからお芝居を始めたので、今はいろんな作品を見て、“良いな”と思ったシーンを鏡の前で真似するようにしています。
――上京して1年半ーー。かなり濃密な時間を過ごされましたね。
そうですね。特に『君の花になる』の撮影期間はあっという間でした。裏を返せばものすごく充実していた期間ですし、とにかく毎日のように撮影して、ダンスの練習もしていました。振り返ると1日1日が本当に宝物のような日々で、撮影終わりにみんなとご飯に行ったり、新しい人間関係を築けたことがうれしかったです。そんな風に今後も作品を通じて、人間としても成長していきたいですね。
テキスト・インタビュー:中山洋平、撮影:藤木裕之
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