【ブンデスリーガ】フライブルク1-1ヘルタ・ベルリン(日本時間4月1日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律がFIFAワールドカップカタール2022のスペイン戦で見せたようなフィニッシュワークで相手ゴールに襲い掛かった。ワントップで出場していたヘーラーとのワンツーでエリア内に侵入してシュートを放つと、スタジアムはその一連の攻撃に大歓声が送られた。
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0-0のスコアレスで迎えた31分、センターサークル付近でヘーラーが頭を使って堂安にボールを落としてから、フライブルクは一気にゴールに攻め込む。
堂安はこれをダイレクトでドイツ人FWにリターンパスを送ると、次の瞬間に全力で裏へと抜け出した。この動き出しを見ていたヘーラーは堂安の進行方向にパスを送り、日本代表MFはそのままペナルティーエリア内に侵入。相手のブロックをかいくぐって右足でシュートを放ったが、これは惜しくも相手GKにセーブされてしまった。
先制点のチャンスを逃したとはいえ、フライブルクのホームスタジアムであるヨーロッパ・パルク・シュタディオンに集まったサポーターは、この堂安の果敢なプレーに大歓声と拍手を送った。
FIFAワールドカップカタール2022のスペイン戦で見せたゴールは、カットインからの左足フィニッシュだったため、全く同じシーンというわけではないが、エリア外からゴールを狙っていく右45度は、堂安がもっとも得意とする“堂安ゾーン”だ。
そのため、ABEMAの実況・河村太朗氏は「ファンはわかってるわけですね」と、堂安の期待感溢れるプレーに賛辞を送ったサポーターの心理を伝えていた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)