アトレティコ・マドリードに所属しているスロベニア代表GKヤン・オブラクが、2日に行われたラ・リーガ第27節ベティス戦にて、同クラブでの通算出場試合数が「389」に到達した。これは同クラブにおける外国籍選手の出場試合数で1位タイの記録となっている。
 今季のラ・リーガでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うチームの直接対決となった一戦では、ホームチームのアトレティコ・マドリードが前半から多くのチャンスを作りながらも、ゴールネットを揺らすには至らず、スコアレスのまま終盤に突入。それでも86分、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンからのパスを受けたアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアがドリブル突破でペナルティエリア内に侵入。巧みなタッチで寄せてきた2名の相手を置き去りにすると、最後は右足で冷静に流し込んだ。このゴールが決勝弾となり、アトレティコ・マドリードが1-0で勝利。ディエゴ・シメオネ監督が率いるチームの“御家芸”とも言える点差で、来季のCL出場権を手繰り寄せる白星を飾った。