【プレミアリーグ】ブライトン3-3ブレントフォード(日本時間4月1日/アメックス・スタジアム)
ブライトンの三笘薫はこの試合でもドリブルで魅せた。この試合でも明らかに相手からドリブルを警戒されていたが、それでも左サイドからドリブルでチャンスメイクした。三笘の分かっていても止められない個人の技術について、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏が試合後の「TODAY'S SELECTION」のコーナーで取り上げている。
【映像】「わかっていても止められない」三笘のキレッキレドリブル
2-2の同点でむかえた38分。三笘は左サイドで足元でボールを受けると、サイドから縦に仕掛け、ゴールライン際で中へと切り込むドリブルで相手DFを置き去りに。そしてゴール前で待っていた味方へ右足アウトでパスを出した。
このチャンスメイクは相手選手のクリアにあったことでゴールには結びつかなかったが、「わかっていても止められない」三笘の持ち味が存分に発揮された場面だった。
こうした三笘のドリブルについてABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「ドリブルで魅せた“みとまってまる”ですよね。ドリブルではこれの1回でしたね。これもウェルベックに当たってなかったら入っていた。そしたら三笘にアシストがついていた。完全なる個の技術ですからね。わかっていても止められない」と三笘のドリブルについて説明する必要がないと、その技術の凄さを紹介した。
この試合で三笘は鄭大世氏が「ドリブルはこの試合でこの1回だけだった」と述べたように、対策が徹底されたことで以前と比べるとドリブルで仕掛けるシーンが減ってきている。しかし、わかっていても三笘のドリブルを止めることは簡単ではないようだ。相手に警戒されながらも少ない回数で確実にゴールチャンスを生み出す三笘の個の技術にはこれからも期待したい。
(ABEMA/プレミアリーグ)