ナポリ所属の韓国代表DFキム・ミンジェに対し、プレミアリーグの強豪3クラブが関心を寄せているようだ。4日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在26歳のキム・ミンジェは、身長190cmの恵まれた体格を誇るセンターバック(CB)。昨年夏にセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー)の後釜としてフェネルバフチェからナポリに加入。今シーズンはここまで公式戦36試合に出場するなど、セリエAで首位を快走するチームにおいて、守備の中心選手として活躍している。
あの元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏に「決して気が散ることも、怖気付くこともなく、いつもそこにいて、何が正しいことなのかを常に知っている」とまで絶賛されたキム・ミンジェ。欧州各国の強豪もこぞって同選手の活躍を注視しており、来る夏の移籍市場では複数クラブが獲得に乗り出す可能性があるとも報じられている。
今回の報道によると、マンチェスター・U、リヴァプール、トッテナムの3クラブもキム・ミンジェに熱烈な関心を寄せており、今シーズン終了後の獲得を検討しているという。3クラブとも今後も同選手の動向を注視していくものと見られているが、韓国代表のチームメイトであるFWソン・フンミンが所属するトッテナムが、現時点で若干の優位性を保っていると『デイリーメール』は指摘している。
キム・ミンジェとナポリとの現行契約は2025年6月末まで。報道によると、同選手には海外クラブに対して発動可能な4500万ユーロ(約65億円)のリリース条項が設定されているという。キム・ミンジェの流出を避けたいナポリは現在、同選手に新契約を提示し、リリース条項を撤廃することを検討しているようだ。
なお、バイエルンやパリ・サンジェルマン(PSG)からの関心も噂されているキム・ミンジェだが、仮にナポリを退団する場合には、プレミアリーグ移籍を希望する可能性が高いと『デイリーメール』は伝えている。