トーマス・ミュラー

 バイエルンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、これまで対戦した中で最もタフな相手を明かした。4日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在33歳のミュラーは2000年からバイエルンの下部組織に所属し、2008年7月にトップチームデビューを飾った。一度もレンタル移籍を経験することなく“ワンクラブ・マン”として活躍しており、今季も公式戦30試合で7ゴール11アシストを記録している。33歳とベテランの域に達してきたミュラーだが、全く衰えを感じさせないプレーで今もなお主力としてチームを牽引している。

 そんなミュラーは、バイエルンの公式Youtubeチャンネルのインタビューで、これまでに対戦した中で最もタフだった相手について尋ねられると、「一人の選手を挙げることはとても難しいことだ」と語った上で、以下のように続けた。

「最高の選手の一人で、とても印象的だったのはセルヒオ・ラモスだ。特に彼がレアル・マドリードに所属していた時は、とても手強かった。彼と対峙するのは、とても不愉快だったね」

 これまでチャンピオンズリーグや代表戦など幾度となくマッチアップしてきた元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの名前を挙げたミュラー。直近ではチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦で同選手が所属するパリ・サンジェルマン(2戦合計3-0で勝利)と対戦しているが、ミュラーにとって同選手との対峙は“不愉快”なものだったのかもしれない。