【プレミアリーグ】ボーンマス0-2ブライトン(日本時間4月5日/ヴァイタリティ・スタジアム)
前節、裏抜けから自慢のスピードで振り切って得点を決めてみせた三笘薫が、ボーンマス戦でも“初速の速さ”を見せつけた。自らのマークについているDFアダム・スミスのおよそ3mほど後ろからスタートした三笘だったが、あっという間に抜き去ってゴール前に侵入。見事なチャンスメイクを行っている。
ブライトンは1-0の83分に追加点の絶好のチャンスを得る。最終ラインから細かいパスで相手のプレスを剝がすと、MFアヤリがボーンマスDF陣の背後へとスルーパスを送る。これに反応した三笘薫は、自らのマークについていたDFアダム・スミスのかなり後ろからスタートしたのにも関わらず、初速の速さであっという間に抜き去ってボールにタッチ。そしてゴール前でフリーのマーチへとパスを出し、その落としをウェルベックがダイレクトでシュートを放った。
惜しくも元イングランド代表FWの狙いすましたシュートはボーンマス守護神ネトに防がれたが、一点ものの素晴らしい攻撃だった。
この場面で「走り出しうますぎ」「引っ張られて咄嗟にパスを出したか」「三笘の初速おかしいだろ」「三笘は確実にチャンス作るな」「三笘はっや」と視聴者のコメントは大賑わい。その圧倒的な初速の速さに驚いた様子だった。
三笘はこれだけのスピードで走りながらも足下のコントロールを間違えることがない。このスピードと技術を兼ね備えたアタッカーを止めることは、今節のような徹底マークをしたとしても難しいだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)(c)aflo