5日に行われたKNVBカップ(オランダ杯)準決勝のフェイエノールト対アヤックス戦で、観客が投げ入れた物によってアヤックスに所属するオランダ代表MFデイヴィ・クラーセンが頭部を負傷した事件の余波が広がっている。
 フェイエノールトの本拠地『スタディオン・フェイエノールト』で行われた一戦は、アヤックスが2-1とリードして迎えた62分、フェイエノールトに所属するトルコ代表MFオルクン・コクチュとアヤックスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・タディッチの間で小競り合いが発生。両選手を止めようとサイドライン側に選手が集結すると、スタンドから投げ込まれたライターがクラーセンの頭部に直撃し、出血する事態となった。