【プレミアリーグ】トッテナム-ブライトン(日本時間4月8日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは日本時間8日、イングリッシュ・プレミアリーグ第30節でトッテナムと対戦する。韓国代表FWソン・フンミンとの日韓を代表するアタッカー対決に注目が集まる一戦を、元北朝鮮代表FW鄭大世氏が展望した。
今節のブライトンは来季の欧州カップ戦出場権を争う直接のライバルであるトッテナムと対戦する。消化試合が2つ少ない6位・シーガルズ(ブライトンの愛称)にとっては、4ポイント差の5位・トッテナムとのシックスポインターは負けられない一戦だ。
この試合のABEMA中継で解説を務める鄭大世氏がこの試合の展開を予想する。
「ブライトンにとっては久しぶりに引かない相手との対戦。がっぷり四つでぶつかり合う、エキサイティングな打ち合いになるでしょう」
さらに、「最近の相手と比べると、トッテナムは力でねじ伏せてくる。そこでいつもと変わらずにボールを支配できるかがポイント」と見どころを挙げたように、プレミアリーグで旋風を巻き起こしているブライトンのポゼッションとインテンシティが、上位チーム相手に通用するかどうかが、行方を左右することになりそうだ。
そんな一戦の注目選手に、鄭大世氏は「もちろん三笘」と推す。
三笘は日本時間1日に行われた第29節のブレントフォード戦で今季リーグ戦7ゴール目を記録。香川真司(当時マンチェスター・ユナイテッド)と岡崎慎司(当時レスター)が持っていた「6点」を更新し、同一シーズンにおける日本人最多得点記録ホルダーとなった。
そんな歴史的一戦を解説した鄭大世氏は興奮気味に「こんなに綺麗に裏を取れることってあります!?」と三笘のゴールシーンを絶賛。「二桁いってほしいですね!」と話し、今回のトッテナム戦でも「決めたら8点目。楽しみですね」と期待を込めた。
一方、トッテナムの注目選手に「ハリー・ケイン」を挙げる。イングランド代表FWは過去にプレミアリーグで3度の得点王に輝き、今季も22ゴールで得点ランキング2位につける稀代のストライカーについて「世界一のワントップ。個人的に大好きな選手」と推した。
もう一人、この試合には注目選手がいる。韓国代表FWソン・フンミンだ。昨季得点王を獲得したソン・フンミンは、開幕からノーゴールが続き、第8節のレスター戦ではベンチスタートとなった。しかし、その試合でハットトリックと大活躍。鄭大世氏も「昨シーズンの得点王でありながらも今シーズンはくすぶっていました。しかしスタメンを外れた試合で見事にハットトリック。監督を納得させるプレーはさすが」と手放しで称える。
「アジア最高の選手」とも言われるソン・フンミンはここまで6ゴール4アシストを記録。一方で三笘は7ゴール5アシストと、ゴール関与ですでに韓国代表アタッカーを上回っている。日韓を代表するアタッカーが激突する注目の一戦は8日の23時にキックオフを迎える。
(ABEMA/プレミアリーグ)