「車いすで車に乗る時は思ったよりスペースが必要!」 そんなコメントとともに実際に一部始終をまとめた投稿動画が、「こんなにスペースが必要なのか、全然想像できてなかった」と多くの反響を呼んでいる。
車いすに乗る人が生活の中で困っていること。健常者に知って欲しいマナーがあることご存じだろうか。
動画を投稿したのは、障害を超え、あらゆる可能性にチャレンジする車イスチャレンジュニット「BEYOND GIRLS」に所属するママさん。
動画にまとめられた車いすで車に乗る手順を見ていくと、まず女性が車いすに乗ったままの状態で、赤ちゃんを抱きかかえて、後部座席に座らせる。そして、シートベルトをつけるのも車いすに乗ったまま、手を伸ばしておこなう。
その後、助手席のドアを開け、荷物を置いて、運転席側に移動。移動できたら、車いすを降りて、運転席へ。次に、後部座席を開き、手で車いすを引っ張り上げて車の中に積みこむ。
このように、車いすを使用する方にとって、ドアを大きく開けておく必要があり、隣に止まる車と距離が充分に空いている必要がある。そのため、車いす駐車場が空いていないと、子供を乗せるのが困難になってしまうのだ。
「BEYOND GIRLS」に所属するママさんは、このほかにも「車イスあるある」をイラストで紹介。例えば、エレベーターにある鏡は「姿見」のためではなく、車イス用のバックミラーなのだそう。車いすはエレベーターから降りるときに、後ろ向きになるため、鏡の前に人が立って見えなくなると、鏡や人にぶつかりそうになってしまうのだという。
この投稿動画は40万回以上再生され、「お母さん、すごすぎる。感涙」「いやー大変 スペース必要なんだねえ 全然想像できてなかった」「全ての人が気持ちよく過ごせる
空間が広がっていきますように」など話題になっている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)





