8日に行われたプレミアリーグ第30節のトッテナム対ブライトン戦で、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が得点を決めたかに見えたが、“幻のゴール”に終わった。
17分、右サイドでのボール奪取からアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがボックス中央へ浮き球のパスを送ると、三笘が右肩付近でトラップしてダイレクトシュート。ゴールネットを揺らしたが、VARによる検証の結果、ハンドと判定されノーゴールとなった。
最終的に、敵地『トッテナム・ホットスパースタジアム』での一戦を1-2で落としたブライトン。地元メディア『Sussex Live』は8日、選手採点で三笘に平均的な6点を与えた。
「前半に見事なフィニッシュを決めたものの、ハンドと判定されたのは少し不運だった」と、“幻弾”については同情的な寸評を見せた同メディアだったが、「自陣でボールを失ってしまい、その数秒後にゴールネットを揺らされた。“スパーズ”に2点目を与えるという失態を犯している」と、79分にイングランド代表FWハリー・ケインに許した決勝ゴールへとつながったボールロストを指摘している。