【ブンデスリーガ】フライブルク0-1バイエルン(日本時間4月1日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
激戦の後に思わぬ大乱闘が待ち受けていた。試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと、バイエルン主将キミッヒがフライブルクサポーターに向けガッツポーズを披露。これにフライブルクの選手が激怒したが、それでもキミッヒはガッツポーズを止めず、両チームを巻き込んだ大乱闘に発展した。
【映像】試合後に大乱闘勃発! 挑発し続けるバイエルン主将に敗戦したフライブルクがブチギレ
バイエルンが1点を守り抜き勝利を手にした試合終了後、この試合でゲームキャプテンを務めたキミッヒのガッツポーズが大乱闘を招いてしまう。
フライブルクサポーターに向けてガッツポーズをしたキミッヒに対し、すぐさまグレゴリッチュが抗議。それでもキミッヒはガッツポーズを続け、フライブルクの選手たちが詰め寄る事態に。そのまま両者ともに激昂し、チームスタッフや審判を巻き込んだ大乱闘に発展してしまった。
乱闘を招いてしまったキミッヒはコーチとともにロッカールームへと戻って行った。
このシーンにABEMA実況の寺川俊平氏は「ちょっと挑発的に見えるのかもしれません。直前にDFBポカールもありました。そこでの試合後というのも、勝ち負けは逆だったので逆の空気感ではありましたけども。キミッヒに対しても物凄い感情の爆発があったのかもしれません。キミッヒも、試合が終わった時に前の…時は大声を上げて、ちょっと日本語に翻訳できないような言葉を叫んでいたとニュースになっていました」と説明。
ABEMA解説の槙野智章氏は「それだけこの勝負に賭ける思いだったり、あるんじゃないんですかね」と擁護していた。
ABEMA視聴者からは「おうおう試合は終わったんだぜ?」「なんか揉めてる」「冷静キミッヒ」「ゴール裏を煽る」「ガッツポーズしてんなよ」「カオス」「試合終わってからイエローもらうのはもったいない」「キミッヒ良いわw」「怒るなら勝ってれば良かっただけだろ!」と多方面から様々なコメントが寄せられた。
キミッヒがこれだけの反応を示したのには理由があった。試合中からフライブルクのサポーターが、バイエルンの選手に対して「(ポカール決勝の会場である)ベルリン!俺たちがベルリンに行くんだ!」とチャントを送っていたことに対する報復行為だったそうだ。
その後、キミッヒはミックスゾーンで「自分は調子に乗ってしまったし、あんなことをする必要はなかった。スポーツマンシップに反すると言われてもしかたない」と反省の弁を述べている。どちらにも悪いところはあり、喧嘩両成敗といったところだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)