しいたけ専門問屋の売上が20倍に 国内需要激減から見出した“魔法の粉”戦略とは
【映像】アメリカでバカ売れの“しいたけパウダー”
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 キノコの帽子を被った男性の写真。その正体は、宮崎県にある椎茸を扱う「杉本商店」の杉本和英社長だ。

【映像】アメリカでバカ売れの“しいたけパウダー”

 実は「本格椎茸粉」なる商品でガッツリ稼いでいるという。何にでもふりかけると美味しいということでアメリカで売れに売れ、Amazonで特設サイトができるほどだという。

 杉本社長はしいたけ農家ではなく、長年、地元・高千穂の生産者からしいたけを現金で買い切るビジネスをしてきた仲買人。国内需要が激減したのを機に、Amazonのサイトを研究した。

「しいたけの売上ランキングを見ると、なぜか必ず3番目とか6番目の上位にしいたけの粉がある。それが中国産だったり韓国産なわけだが、“もしかしたら日本産のしいたけでパウダーを作ったら売れるんじゃないか”と」

しいたけ専門問屋の売上が20倍に 国内需要激減から見出した“魔法の粉”戦略とは
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 それがバカ売れし、さらに無駄なく大量に生産できるしいたけパウダーを開発。「何にでもかけると料理が美味しくなる魔法の粉」というキャッチコピーで全米に売り出した。売上はなんと20倍になったということだ。

「僕らの扱っているものはそんなにトレンドな商品ではない。だけど、海外に行くと知らない人がたくさんいて、ブルーオーシャンのようにやればやるだけ広がっていく」

(『ABEMA的ニュースショー』より)
 

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