坂口健太郎が主演を務める映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』が4月14日(金)から公開する。そこに存在しない「誰かの想い」が見える不思議な力を持つ青年、未山(坂口)は、周囲の人々を癒しながら、恋人で看護師の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と自然豊かな土地で穏やかに暮らしていた。しかし、かつての恋人・莉子(齋藤飛鳥)と再会したことで、未山の閉ざされていた過去が垣間見えてくる…。完成報告イベントの際には、坂口が「言語化して伝える作品が多い中で、余白を大切にしてあえて説明を排している作品」と話したように、ある種、つかみどころのない本作。この不思議な世界観をどう捉え、演じたのか。作品に対する想いを坂口健太郎と齋藤飛鳥に聞いた。