かつてユヴェントス(ユーヴェ)でプレーした、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、古巣に会長として帰還する可能性があるかもしれない。『CBSスポーツ』の番組に出演したデル・ピエロ氏がユーヴェとの関係性に言及。そのコメントを各メディアが伝えている。
 ユーヴェは今季、虚偽会計や不正なキャピタルゲインによる処分で15ポイントの勝ち点を剥奪され、昨年11月にはアンドレア・アニェッリ会長らクラブの取締役全員が辞任していた。番組内で会長として復帰する可能性について問われるたデル・ピエロ氏は「多くの噂があるのは事実。アリアンツ・スタジアムに戻るたびに、ファンが“私がやってきたこと”を認めてくれるのは嬉しいよ」と述べつつ、「まだイエスともノーとも言えない。考えなければならないことがたくさんあるからね。でも、間違いなく、私の心はまだそこにある」と続け、古巣への愛着を口にしつつ物事を慎重に考える必要性も強調した。