斉藤光毅

 エールディヴィジ第29節が15日に行われ、スパルタ・ロッテルダムとヘーレンフェーンが対戦した。スパルタに所属するU-21日本代表FW斉藤光毅は先発出場した。

 試合の均衡が破れたのは39分、ホームのスパルタが先制する。斉藤がペナルティエリア手前からボックスの左へと大きく展開。ボールを収めたミカ・ピントが胸トラップから左足を振り抜き、豪快なボレーシュートを突き刺した。斉藤は2試合連続アシストで今季5アシスト目となった。

 スパルタは51分にユネス・ナムリがドリブル突破から追加点をマーク。68分にはシュランディ・サンボ、76分にはヴィトー・ファン・クローイがさらにリードを広げ、スパルタは4-0で快勝した。なお、斉藤は88分までプレーした。

 スパルタは2連勝で勝ち点を「52」に伸ばし、16日にユトレヒト戦を控える6位トゥウェンテ(勝ち点51)をかわして暫定5位に浮上した。次節は23日に行われ、スパルタは敵地でトゥウェンテとの直接対決に臨む。

 斉藤はヘーレンフェーン戦後、所属する事務所を通じて次のようにコメントを発表。次節への意気込みを示した。

「4-0という結果で勝てたことはチームとしてもすごくよかったですし、ラッキーな形でしたけど1アシストできたことは自信にしてもいいかなと思います。ただ部分部分で課題が出たところはあったので、そこは修正して次に繋げていきたいです。逆によかった部分もあったのでそこは続けて、来週のトゥウェンテ戦は勝てば入れ替わる大事な試合になるので、チームとしてもしっかり準備して次は点を取りたいなと思っています!」

【ゴール動画】斉藤光毅のアシストからミカ・ピントが豪快な一撃