【ブンデスリーガ】フランクフルト1-1メンヘングラートバッハ(日本時間4月16日/ドイチェ・バンク・パルク)
鎌田大地が味方選手のミスを補う形でイエローカードを受けてしまった。今季限りでのフランクフルト退団が発表された中でも、日本代表MFはチームトップクラスの運動量でチームに貢献。そうした中でみせた味方選手の尻拭いのプレーに「誰よりも走ってるのに」など同情の声が多く寄せられた。
【映像】「冷静に潰す!」鎌田大地、イエローカード覚悟の好プレー
フランクフルトが0-1で1点を追いかける68分、エビンベが右サイドにパスを展開した。ところがこのパスが事前に相手に読まれていたこともあってカットされ、メンヘングラートバッハが自陣からのカウンターをスタートさせた。
このカウンターに対して、真っ先に守備を行ったのが鎌田大地だった。このまま攻められてしまったら一点を失うリスクがあった中で日本代表MFはファウル覚悟で相手選手のドリブルをストップ。イエローカードが提示されたが、相手のダメ押し点を防ぐという意味では重要な対応となった。
これに対してABEMA解説の佐藤寿人氏は「チームメイトのミスの代わりに守備のスイッチを入れて、結果的にファウルを犯しイエローを貰いましたから。すこし可哀想なシーンではありましたね」と鎌田に同情していた。
ABEMA視聴者からは「イエローは厳しくないか?」「鎌田悪くない」「鬼パスがすぎるw」など、鎌田を庇う声が相次いだ。
イエローカードを受けたとはいえ、この場面で鎌田がフランクフルトのピンチを防いだことは事実である。ここで一点を奪われなかったことが83分の同点ゴールに繋がっており、日本代表MFの咄嗟の判断がチームに勝ち点1をもたらしたと言っても過言ではない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)