【プレミアリーグ】チェルシー1-2ブライトン(日本時間4月15日/スタンフォード・ブリッジ)
決まれば伝説のゴールだったかもしれない。左サイドでボールを受けた三笘薫は、スピードを上げながら相手DFをかわし、ペナルティエリアに侵入。目の前のDFをかわし続けてフィニッシュまで持ち込んだ。シュートは相手GKのビッグセーブに防がれたものの、三笘の持ち味が存分に発揮された場面だった。
ブライトンが0-1のビハインドを追う展開の26分、三笘は左サイドで味方からのパスを受けドリブル開始。スピードを上げながら、フォファナが足を出してくるタイミングで内側に進みペナルティエリアに侵入し、カバーに来たバディアシルの下がる動きの逆を取って強烈なシュートを放った。
このシュートは惜しくもチェルシーGKケパの好セーブによりゴールとはならなかったが、追いかける展開の中、彼個人の力で得点チャンスを手繰り寄せたシーンとなった。
ABEMAでこの試合の解説を行った槙野智章氏は「映像でも速いですけど、体感速度はもっとすごいはずです」とコメント。さらに三笘のドリブルへの対処法として、「1対1の状況をなるべく作らないこと」や「横の選手のカバーを作ること」などを挙げた。
視聴者からは「ザ・ミトマ」「なんだ今の」「ドキドキしたわ」「今日エゴ強めだな」「単騎で最強やろ」など、彼のドリブル能力への称賛、感動の声が多く寄せられた。
三笘は、終始ドリブルなどで存在感を発揮し、ゴールやアシストこそ生まれなかったものの再三決定機を演出して勝利に貢献。スコアも1-2と敵地スタンフォード・ブリッジで歴史的な初勝利を飾り、クラブ史上初の欧州カップ戦出場権獲得に向け、アウェイ戦で重要な勝ち点3を手にした。
(ABEMA/プレミアリーグ)