【プレミアリーグ】チェルシー1-2ブライトン(日本時間4月15日/スタンフォード・ブリッジ)
日本代表・三笘薫はチームメイトと素晴らしい関係性を築いているようだ。試合が始まって間もなく、ボールを受け取った三笘はピッチを駆け上がり相手守備陣からの注意を引きつけた。その隙に味方が三笘の陰から左サイドを切り裂き中央へとラストパス。三笘をおとりに使った攻撃で、ブライトンは試合開始早々に決定機を演出することに成功した。
試合が始まって間もなくして迎えた3分、ゴールキーパーからのロングフィードを左サイドで収めた三笘は持ち前のドリブルでボールを前に運び、相手守備陣を夢中にさせた。すると左サイドバックを務めるエストゥピニャンが三笘の背後から一気に駆け上がり、三笘が相手を引きつけたことでできたスペースへと進入。最後は三笘からパスを受け取り、中央で待ち構えるアルゼンチン代表MFマクアリスターへとクロスを上げた。マクアリスターのシュートは惜しくも外れてしまったものの、プレミア屈指のドリブラーをおとりに使い、決定的なチャンスを作り上げた。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「ものすごいいいコンビネーションを見せる」と三笘とエストゥピニャンの息の揃った連係を絶賛。左サイドで作り上げた三笘とエクアドル代表DFの関係性の良さに注目した。
視聴者は「いい形や」「シンプルでいいね」「良いコンビ」と阿吽の呼吸を見せる三笘とエストゥピニャンのコンビネーションに大盛り上がり。その他にも「ニャン使ってて草」「ぴにゃん上がってくれるのありがてぇ」と攻撃での強さを発揮するエクアドル代表DFに注目するコメントも寄せられた。
このシーンでは好調の波に乗る三笘薫を中心に、ブライトンがいきなり相手ゴールを脅かす形となった。ブライトンは直後に先制を許してしまったものの、持ち前の攻撃力を活かし前半と後半にそれぞれ1点ずつとり逆転に成功。ビッグ6相手にアウェイゲームを勝利で飾った。次回以降も難敵との試合が続くブライトンはどこまで勝ち点を積み上げることができるのだろうか。今季好調を維持するクラブのさらなる躍進に期待である。
(ABEMA/プレミアリーグ)