アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第14話が、4月16日に放送された(順次放送中)。第14話では、チュアチュリー・パンランチ(CV:富田美憂)が日ごろ対立している相手を守る場面が描かれた。視聴者からは「前に立てる侠気がすげえ」と称賛の声が相次いでいる。
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代“A.S.(アド・ステラ)122”が舞台。水星出身の少女スレッタ・マーキュリー(CV:市ノ瀬加那)が、宇宙産業の最大手ベネリットグループが運営する“アスティカシア高等専門学園”に編入することから始まる物語だ。
前回放送の第13話では、プラント・クエタ襲撃事件から2週間後が描かれた。また、Season2突入にともない新たなEDも解禁。新ED曲「Red:birthmark」(4月10日より配信リリース)の歌唱を担当するのは、「楽器を持たないパンクバンド」として人気を集める6人組グループ・BiSHのメンバーで、ソロ歌手としても活躍するアイナ・ジ・エンドだ。人気ロックバンド“凛として時雨”のボーカル&ギターを務めるTKが作詞作曲/プロデュースを担当した。
そんなエモーショナルかつ激しい楽曲にあわせて流れるED映像には、スレッタとすれ違って消えるミオリネ・レンブラン(CV:Lynn)や、ガンダムに突き刺されるスレッタのシルエットなど意味深長な描写がふんだんに盛り込まれている。「スレッタが人間辞めそう」「めっさ不穏過ぎてびびる」「EDの画像怖い」「なんか意味深」といった反響が広がり、放送後は番組ハッシュタグに加えて、「ED不穏」もTwitterのトレンド入りを果たした。
第14話「彼女たちのネガイ」では、バトルロイヤル方式の決闘イベントが学園で開催された。使用される機体には安全制限がかけられているはずだったが、ソフィ・プロネ(CV:井澤詩織)とノレア・デュノク(CV:悠木碧)が乱入し、制限なしの機体によって生徒たちに殺意むき出しの攻撃をし始めた。
残酷な光景にチュアチュリー(通称:チュチュ)が怒っていると、いつも対立しているスペーシアンの生徒が助けを求める声が聞こえてきた。するとチュチュは「スペーシアンのくせに泣き言言ってんじゃねぇ!」と吠えながら、すかさず助けに入った。
嫌いな相手でもためらうことなく守ったチュチュに、視聴者からは「チュチュぱいせん惚れちゃうぜ」「いい子だな」「あそこで前に立てる侠気がすげえ」「SOSの声が聞こえたらスペーシアンでもそっちを優先できるのよき」と称賛の声が続出している。
さらに第14話では、スレッタの愛機であるガンダム・エアリアルの“ある秘密”も明らかになった。「不穏な展開が止まらなくてあかん」「いやあ、えぐい」と話題を呼んでいる。
第14話「彼女たちのネガイ」
【あらすじ】
華やかなオープンキャンパスの裏で、スレッタはソフィが決闘を通して手に入れたいものを知る。
一方、事態に責任を感じるニカは……。
それぞれの想いや策謀が巡る中、バトルロイヤル方式の決闘イベント、ランブルリングの火蓋が切って落とされる。
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