ライプツィヒに所属するオーストリア代表MFコンラッド・ライマーが、今夏の移籍市場でバイエルンへと加入する見込みのようだ。17日、ドイツメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
1997年5月27日生まれのライマーは現在25歳。ザルツブルクの下部組織出身で2014年9月にトップチームデビューを果たすと、2017年夏からライプツィヒに加入した。今シーズンで在籍6年目を迎えて、クラブ公式戦通算169試合に出場している同選手とライプツィヒの現行契約は2023年6月30日までで、かねてより今夏の移籍市場でバイエルンにフリー加入することが決定的と報じられていた。
しかし先月24日、ライプツィヒ時代に師事し、2021-22シーズンからバイエルンを率いていたユリアン・ナーゲルスマン前監督が電撃解任の憂き目に。これにより、ナーゲルスマン氏の“ドリームプレーヤー”として考えられていたライマーの去就が再び注目を浴びていたが、バイエルンと2027年6月30日までの4年契約を締結したようだ。移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏は「彼はメディカルチェックを終えて、2027年までの契約にサインした。コンラッド・ライマーは100パーセント、この夏にバイエルンにフリーで加入する」と明言している。
勝手知る恩師が去った新生バイエルンで、“ナーゲルスマン・チルドレン”は適応することができるのだろうか。