【プレミアリーグ】チェルシー1-2ブライトン(日本時間4月15日/スタンフォード・ブリッジ)
ベテランストライカーがヘディングの上手さを見せつけた。ブライトンのウェルベックは相手DFに挟まれる難しい体勢ながらも、ヘディングシュートを枠内へと飛ばしてゴールを決めて見せた。この一連のシーンをABEMAで解説を務めた元日本代表・槙野智章氏が絶賛している。
【映像】槙野氏絶賛 ウェルベックの圧巻ヘディングゴールと三笘の動き
名門チェルシーのホームであるスタンフォードブリッジに乗り込んだブライトンだったが、13分にイングランド代表MFギャラガーに先制を許し、出鼻をくじかれる。ブライトンはこの日、センターフォワードとして先発出場したアイルランドFWファーガソン、日本代表・三笘薫を中心に攻め立てるも、あと一歩点が入らない。28分にはオランダ代表DFフェルトマン、39分にはファーガソンが負傷交代してしまい、ブライトンには嫌なムードが漂い始めていた。
そんな状況を打破したのは、ファーガソンに代わって途中出場したウェルベックだ。41分、まず三笘が高い位置でボールを収め、チェルシーのDFラインを押し込むと、一度はボールをカットされるも、そのクリアボールをすぐにブライトンが回収。サイドに展開したあとは、イングランド人MFマーチがファーにふわりとした軌道のクロスを上げる。そのクロスボールにウェルベックが反応。センターバックとサイドバックの2人に挟まれる厳しい体勢だったが、見事にボールを枠に飛ばし、ネットを揺らした。目の前でウェルベックの同点ゴールを見ていた三笘は、大喜びでこのスコアラーに駆け寄り、喜びを分かち合った。
この日解説を務めた元日本代表DF槙野智章氏はこのゴールを冷静に分析。「中から外に相手を広げてからのクロスですよね。ウェルベック決めましたけどもその後ろに三笘が入ってきて、相手のDFを引き連れて、自由を与えなかったですね。バックステップであのヘディングですね。すごいですね。これもうバックヘッドですよ」とDFのマークを引きつけた三笘の動きとウェルベックのヘディング技術を称賛していた。
このゴールに視聴者は「ウェルベック最高w」「マンUのクオリティさすが」「挟まれてヘディングはすごいなw」とウェルベックのゴールに大興奮の様子だった。
過去に「頭は苦手」と語っていた三笘のすぐ目の前で繰り広げられた、ベテランの巧みなヘディングゴールシーン。三笘は、ワールドクラスのヘディングからまた多くのものを吸収したに違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)