コナー・ギャラガー

 チェルシー所属のイングランド代表MFコナー・ギャラガーに、今シーズン終了後の移籍の可能性が浮上しているようだ。17日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在23歳のギャラガーは幼少期からチェルシーのアカデミーに在籍。2019年夏以降はチャールトン、スウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチ、クリスタル・パレスでの武者修行を経験し、今シーズン開幕前にチェルシーに復帰した。今シーズンはここまで公式戦37試合に出場し2ゴール1アシストをマーク。チームが2度の指揮官交代に踏み切った中、一定の出場機会を得ている。

 ギャラガーとチェルシーとの現行契約は2025年6月末まで。契約満了までは2年以上を残しているものの、今回の報道によると同選手を巡っては、今シーズン終了後の移籍の可能性が浮上しているという。昨今の移籍市場で大型補強を敢行しているチェルシーは財政面での調整を迫られており、来る夏の移籍市場では既存戦力複数名の売却に着手すると見られている。ギャラガーについても一定の額での売却が見込めることから、放出リストにその名前が含まれているようだ。

 そうした中、すでに複数のクラブが同選手の動向を注視しており、来る夏の移籍市場での獲得を検討しているという。とりわけ国内クラブからの関心は強く、現時点ではリヴァプール、ニューカッスル、ブライトンが獲得に興味を示しているという。また、ドルトムントも以前からギャラガーの動向を注意深く見守っているとのことで、夏の移籍市場にて獲得に乗り出す可能性もあると『デイリーメール』は伝えている。

 複数回に渡るレンタル移籍を経て、今シーズンにようやく“古巣”チェルシーでのトップチームデビューを果たしたギャラガー。23歳の生え抜きMFは今夏にチェルシーを離れ、新天地を求めることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。