【プレミアリーグ】チェルシー1-2ブライトン(日本時間4月15日/スタンフォード・ブリッジ)
GKから始まる美しいビルドアップでファンを魅了した。デ・ゼルビ監督が率いるブライトンの特徴といえばGKからボールをつなぎ相手ゴールまで迫るポゼッションサッカーだ。この試合でも理想的なビルドアップが見られた。
28分ブライトンは1点を追う展開で、GKから始まるビルドアップで相手プレスを剥がし約30秒間相手選手にボールを触れさせることなくゴールに迫った。最後に三笘薫がシュートを放つも、惜しくもゴールとはならず。それでも8人の選手がビルドアップに関わる圧巻のビルドアップはチェルシー守備陣に大きなダメージを与えていた。
先日、ブライトンのビルドアップの上手さをマンチェスター・シティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラが次のように大絶賛している。
「ビルドアップ面においてブライトンは世界最高のチームだよ。GKからボールをつないでファイナルサードに運ぶプロセスにおいて彼らに勝るチームはいない。現代フットボールで彼ら以上のチームはないよ」と賛辞の言葉を送っており、チェルシー戦でもその通りのプレーが見られた。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「いいビルドアップだ。これは本当に理想的な形ですよ。GKからのビルドアップで相手のプレスを剥がして斜めに入れて、そこから反対サイドの三笘ですから。チームのほとんどの選手がボールに関わってシュートまで来た。ブライトンのサッカーは面白いですね」と興奮気味に伝えた。
視聴者からは「いろいろ上手すぎる」「まじで完璧なパス回しやな」「美しいサッカー」「ビルドアップ最高」とまさにブライトンらしいビルドアップにファンは魅了され沸いたようだ。
この日1試合を通してブライトンのビルドアップは何度も見られ、逆転に成功して勝ち点3を獲得した。クラブ史上初の欧州大会出場に向けて今後も世界最高のビルドアップに期待したい。
(ABEMA/プレミアリーグ)(c)aflo