チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが18日に行われ、ミランとナポリの一戦は1-1のドローで終了した。この結果、2戦合計スコアを2-1としたミランが準決勝行きの切符を掴んでいる。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HPや『スカイ・イタリア』がミランを率いるステファノ・ピオリ監督のコメントを伝えた。
 試合は立ち上がりから、突破のために少なくとも1点が必要になるナポリが押し込む展開に。ミランは20分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが倒されて得たPKをフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが失敗するなど、嫌な雰囲気が漂い始めていた。だが、集中した守りで隙を見せずに戦うと、前半終了間際の43分にR・レオンのドリブル突破からジルーが先制点。82分にはミランの“守護神”、フランス代表GKマイク・メニャンがPKをストップする活躍も見せた。後半アディショナルタイムには1点を返されたものの、決定的な2点目は与えず、試合はこのままタイムアップを迎えていた。