ラウタロ・マルティネス

 インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ終了後、“ミラノ・ダービー“へ思いを語った。19日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 CL準々決勝セカンドレグのインテル対ベンフィカが19日に行われ、3-3のドローで終了。しかし、2戦合計スコアは5-3となり、インテルが最後にCLを制した2009-10シーズン以来の準決勝進出を果たした。

 これにより準決勝ではインテルとミランの対戦が決定。互いにミラノに本拠地を構える両チームは、セリエAを代表するライバルとして有名だが、そんな“ミラノ・ダービー“へ向けL・マルティネスは「特別なダービーになるだろうし、それが何を意味するかは分かっている」と重要性を語った。

 今季もリーグ戦30試合14ゴールとインテルの攻撃を牽引しているL・マルティネス。しかし、直近の公式戦では9試合連続で無得点と苦しい時期を過ごしていた。そんな中で迎えたベンフィカ戦で、同選手は65分にチームの2点目を奪い、13季ぶりのCLベスト4進出に貢献した。

 L・マルティネスは「ワールドカップとCLの2冠を夢見ているかって? 僕は勝つためにサッカーをする」と語るにとどめながら、「今はクラブにふさわしい場所である準決勝へ進めたことに満足している」と喜びを表現した。