ヴィニシウス・ジュニオール

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、現在のサッカー界で最も危険な選手なのかもしれない。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのチェルシー戦(○2-0)でもブラジル代表FWロドリゴの先制点をお膳立てし、準決勝進出に貢献したヴィニシウス。『マルカ』はCLにおける同選手のスタッツを紹介しながら、“地球上で最も危険な選手“だと絶賛している。

 同紙によると、若きブラジル人ストライカーは、今シーズンのCLで先発出場した全ての試合で、得点またはアシストを記録。さらに、それ以外でもドリブル数や被ファール数、チャンスクリエイト数でもトップを記録しているという。

 また、2021-22シーズンから2シーズン合わせてのCLでの得点数とアシスト数の合計は、出場選手の中で元フランス代表FWカリム・ベンゼマに次ぐ2位になっているほか、アシスト数に至っては「11」で1位となっていることも伝えている。

 成長著しい22歳の若武者が“白い巨人“を牽引する存在であるのは、数字が確かに証明しているようだ。