ダヴィド・アラバ

 レアル・マドリード所属のオーストリア代表DFダヴィド・アラバが、2週間程度の戦線離脱を余儀なくされる可能性があるようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 一昨年夏のレアル・マドリード加入以来、センターバック(CB)と左サイドバック(SB)を主戦場に、最終ラインの主軸として活躍しているアラバ。現地時間18日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのチェルシー戦にもCBの一角としてスタメン出場。しかし、同試合では前半のみのプレーとなり、後半開始からはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが代わってピッチに立った。

 その後の状態に注目が集まっていたアラバだが、この度『マルカ』が報じたところによると、右足を負傷していることが判明したという。同選手は現地時間20日の朝に幾つかの検査を受診した模様。その結果、右足の下腿三頭筋に小さな裂傷が確認されたようだ。現時点でクラブからの公式発表はないものの、『マルカ』は少なくとも2週間程度の離脱を余儀なくされる可能性があると伝えている。

 アラバの負傷が『マルカ』の見立て通りだとすると、同選手は今後予定されているセルタ戦、ジローナ戦、アルメリア戦、レアル・ソシエダ戦のラ・リーガ4試合を欠場する可能性が高い。順調な回復を見せた場合、現地時間5月6日に予定されているコパ・デル・レイ(国王杯)決勝のオサスナ戦の直前で戦列復帰を果たす見込みだと『マルカ』は伝えている。

 なお、現地時間5月9日にはCL準決勝ファーストレグのマンチェスター・C戦を控えているレアル・マドリード。同試合ではブラジル代表DFエデル・ミリトンを出場停止で欠くことがすでに確定している。同クラブとしては、ミリトンとアラバを欠いた状態でマンチェスター・Cと戦うことは、何としても避けたいところだろう。