EL

 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグが20日に各地で行われた。

 日本代表MF守田英正が所属するスポルティング(ポルトガル)はユヴェントス(イタリア)と対戦。ファーストレグは0-1でリードを許して迎えたホームでの一戦は、9分にアドリアン・ラビオに先制点を奪われたが、20分にマーカス・エドワーズのPK弾で1点を返した。その後、最後までチャンスを作り続けたスポルティングだったが、追加点を上げることはできず。試合は1-1のまま終了し、2試合合計2-1としたユヴェントスが準決勝進出を果たした。

 ファーストレグは2-2のドローで迎えたセビージャ(スペイン)とマンチェスター・U(イングランド)の一戦はホームのセビージャが圧倒。8分に敵高い位置でボールを奪ってユセフ・エン・ネシリが先制点を挙げると、47分にはセットプレーからロイク・バデが追加点をマーク。さらに81分には再び相手のミスからエン・ネシリがダメ押しゴールを挙げ、3-0で快勝してベスト4入りを決めた。

 ローマ(イタリア)はフェイエノールト(オランダ)と対戦。ファーストレグは0-1で先勝を許して迎えたホームでの一戦は60分にレオナルド・スピナッツォーラが先制点を挙げたものの、80分にイゴール・パイションに同点弾を許す。それでも、89分にパウロ・ディバラのゴールで2試合合計2-2とローマが追いつき、90分が終了した。

 延長戦に突入すると、101分にステファン・エル・シャーラウィのゴールでローマがリードを手にすると、109分にはロレンツォ・ペッレグリーニがダメ押しゴールを挙げ、このまま4-1で試合終了。2試合合計4-2でローマが逆転突破を果たした。

 DF町田浩樹の所属するユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)はホームでレヴァークーゼン(ドイツ)と対戦。1-1でファーストレグを終えたものの、2分にムサ・ディアビに先制点を許すと、その後も2点を奪われ3点差に。64分にカスペル・テルホのゴールで1点を返したものの、その後再び追加点を決められ、試合終了。2試合合計5-2としたレヴァークーゼンが準決勝に進出した。なお、町田はフル出場を果たした。

 準々決勝セカンドレグの結果と準決勝対戦カードは以下の通り。

■EL準々決勝セカンドレグ試合結果
※左側がホームチーム
ローマ(イタリア) 4-1(2試合合計:4-2) フェイエノールト(オランダ)
ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー) 1-4(2試合合計:2-5) レヴァークーゼン(ドイツ)
スポルティング(ポルトガル) 1-1(2試合合計:1-2) ユヴェントス(イタリア)
セビージャ(スペイン) 3-0(2試合合計:5-2) マンチェスター・U(イングランド)

■準決勝対戦カード
▼ファーストレグ(5月11日開催)
ユヴェントス(イタリア) vs セビージャ(スペイン)
ローマ(イタリア) vs レヴァークーゼン(ドイツ)

▼セカンドレグ(5月18日開催)
セビージャ(スペイン) vs ユヴェントス(イタリア)
レヴァークーゼン(ドイツ) vs ローマ(イタリア)