菅原由勢

 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝セカンドレグが20日に各地で行われた。

 日本代表DF菅原由勢が所属するAZ(オランダ)はアンデルレヒト(ベルギー)と対戦。ファーストレグは0-2と先勝を許して迎えたホームでの一戦は、5分にエヴァンゲロス・パヴリディスのPK弾で先制すると、13分にもパヴリディスが追加点を挙げ、2試合合計で同点に追いつく。このまま90分が終了すると、延長戦も試合は動かずPK戦に突入し、これを4-1で制したAZが逆転でベスト4入りを決めた。なお、菅原はフル出場を果たした。

 ファーストレグが1-1に終わったウェストハム(イングランド)とヘント(ベルギー)の一戦は26分にヘントが先制したが、ここからホームのウェストハムが攻勢に出る。37分にマイケル・アントニオが同点弾を挙げて前半を折り返すと、55分にルーカス・パケタのPK弾で逆転に成功し、その後もデクラン・ライスとアントニオが追加点を決め、4-1で逆転勝利を収めた。

 そのほか、ファーストレグを4-1で先勝していたフィオレンティーナ(イタリア)はホームでレフ・ポズナン(ポーランド)に2-3で敗れたものの、2試合合計6-4で準決勝に進出。2-2で迎えたニース(フランス)とバーゼル(スイス)の一戦はアウェイのバーゼルが2-1で勝利を収めた。

 準々決勝セカンドレグの結果と準決勝の対戦カードは以下の通り。

■ECL準々決勝セカンドレグ
※左側がホームチーム
ニース(フランス) 1-2(2試合合計:3-4) バーゼル(スイス)
ウェストハム(イングランド) 4-1(2試合合計:5-2) ヘント(ベルギー)
AZ(オランダ) 2-0(2試合合計:2-2、PK戦:4-1) アンデルレヒト(ベルギー) 
フィオレンティーナ(イタリア) 2-3(2試合合計:6-4) レフ・ポズナン(ポーランド)

■準決勝対戦カード
▼ファーストレグ(5月11日開催)
フィオレンティーナ(イタリア) vs バーゼル(スイス)
ウェストハム(イングランド) vs AZ(オランダ)

▼セカンドレグ(5月18日開催)
バーゼル(スイス) vs フィオレンティーナ(イタリア)
AZ(オランダ) vs ウェストハム(イングランド)