カゼミーロ

 マンチェスター・Uに所属するブラジル代表MFカゼミーロが、ヨーロッパリーグ(EL)敗退について言及した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 EL準々決勝セカンドレグが20日に行われ、マンチェスター・Uはセビージャと対戦。ファーストレグを2-2のドローで迎えたアウェイでの一戦は、最終ラインでの繋ぎのところを奪われ、8分に先制を許すと、47分にはCKから追加点を奪われる。さらに81分にもGKダビド・デ・ヘアのクリアミスからダメ押しゴールを許し、0-3で試合終了。2試合合計2-5で敗退となった。

 フル出場したカゼミーロは試合後、「彼らは試合の最初から最後まで僕たちより優れていた。全体について言えば、オールド・トラフォードでもっといい結果を得るべきだった。いいプレーができていたし、3-0や4-0にするチャンスもあったからね。でも、試合を終わらせることができなかった」と2-0から追いつかれたファーストレグを悔やみながら、次のように続けた。

「僕たちはマンチェスター・Uであり、マンチェスター・Uの選手であるから言い訳はない。たとえ彼らがリーグ戦でうまくいってなかったとしても、ここでプレーすることは難しいことを知っていた。そして、僕たちはいい試合ができなかった」

 さらに、試合開始8分にDFハリー・マグワイアの繋ぎのパスを奪われたことから失点したことにカゼミーロは「アウェイでのプレーはどんな時であっても最初の15分間で失点してしまえば、難しくなってしまう。対戦相手には大きな勢いを与え、ファンにも勢いをもたらしてしまうからね」と勝敗に大きな影響を与えたことを認めつつ、「でも、僕たちはチームとして負け、チームとして勝つんだ」と選手一人の責任ではないことを強調した。