【ブンデスリーガ】ドルトムント4-0フランクフルト(日本時間4月23日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
ブンデスリーガでNo.1を誇る俊足の21歳アデイェミが仲間想いの一面を見せた。ドルトムントMFベリンガムがフランクフルトDFレンツにタッチライン際の看板に向かって押し出されると、このプレーに怒ったアデイェミは間髪入れずレンツにくってかかったのだ。
【映像】乱闘勃発!ヘッドロックに激怒、看板の外へ
ドルトムントが3-0とリードして迎えた44分、MFベリンガムがタッチライン際でボールキープを試みた。しかし、相手選手のクリアが自らに当たってラインを割り、フランクフルトのボールになりそうだった。すると、ベリンガムは対人戦でしのぎを削っていたレンツに対して軽いヘッドロックでプレーを妨害。これに怒ったフランクフルトDFがベリンガムを外へと突き出したのだ。
一連のプレーを近くで見ていたアデイェミはレンツに対して激怒。「チームメイトに何をしてくれるんだ!」と言わんばかりの形相でくってかかった。
ドルトムントのサポーターもアデイェミのように怒っていたが、ABEMAで解説を務めた風間八宏氏は「手がかかったんで振りほどいた感じですけどね」とレンツを擁護。ABEMA視聴者も冷静に「ヘッドロックが悪い」とフランクフルトDFを庇うコメントをしている。
レンツが怒る原因がベリンガムにあったとはいえ、アデイェミは味方選手が危険に犯されるとすぐに相手選手へと抗議を行った。チームメイト想いの一面を見ることができたサポーターは、ますますこのドイツ代表FWが好きになったのではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)