【映像】マネのゴールで先制も…逆転負けで首位陥落
【映像】マネのゴールで先制も…逆転負けで首位陥落

ブンデスリーガマインツ3-1バイエルン(日本時間4月22日/メーヴァ・アレーナ)

 サッカー界を賑わせていたあの男が久しぶりにゴールネットを揺らした。カンセロからマネという、かつてプレミアリーグでプレーしていた2人のホットラインでバイエルンが先制に成功。しかし、チームはその後3失点して逆転負け。首位の座を明け渡してしまった。

【映像】マネのゴールで先制も…逆転負けで首位陥落

 バイエルンはスコアレスで迎えた29分、自からのカウンターでマインツ陣内に攻め込むと、DFカンセロがいる左サイドへと展開。世界屈指の攻撃力を誇るサイドバックは、ファーへと完璧なクロスを送り、今月 同僚ザネへの暴行で“懲罰”を受けたマネが頭で押し込んだ。

 マネは怪我による離脱の影響などでチーム内の序列が下がっていたこともあり、先発に名を連ねたのは公式戦4試合ぶりだった。その先発復帰戦で自身9試合ぶりとなる得点、今季ブンデスリーガでは7得点目を決めたのはさすがと言えるだろう。

 ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「ファーに2枚いましたからね。カンセロは余裕を持って軽く蹴っていますから。課題は前半のうちに2点目を取れるかですね。マネにとってはいい先制点ですね」とコメントした。

 この川勝氏の解説は的確な意見だった。結果的にバイエルンは前半のうちに2点目を取ることができず、それどころか後半は試合をコントロールできないまま65分に同点弾、73分に逆転弾を許してしまった。そして79分にダメ押しの3点目を献上して勝負は決した。

 バイエルンは、マインツを相手にアウェイでは3連敗という痛恨の結果。ブンデスリーガ王者が、特定のチームに対してアウェイで連敗するのは、2000年から2005年にシャルケに対して5連敗を喫して以来のこと。好調マインツにとの相性の悪さを露呈してした。

 ブンデスリーガ優勝に向けて負けられないなか、バイエルンはトゥヘル監督の古巣に金星を献上してしまった。これで公式戦4戦勝ちなしと勢いを失っている。一方、その後行われた2位ドルトムントフランクフルトに4-0で快勝したことで、ブンデスリーガの首位が1位ドルトムント、2位バイエルンへと入れ替わった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

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